どこまでだって歩いていけるさ

2012年1月22日 それまでの日記を引き連れてOCN Cafeから移住。
新しい扉の向こうには何があるのだろうか。

毎日が大晦日 毎日が元日

2007年12月22日 | 日記
この連休にクリスマスをという人も多いだろうと思う

これが終わると心は 高らかに鳴るファンファーレと共に大晦日というフィナーレに突入し

そして 明けましておめでとうとなる

この間に この一年を振り返り懺悔や反省や自己満足やらをし 一年の抱負やら意気込みやら希望を語る

此処の日記もそんな言葉で埋め尽くされるのだろうと思う


12月の中旬辺りから街の空気が変わる

電車の混む時間帯が変わり 皆さんの手荷物も顔色も変わる

忘年会やらクリスマスやらのせいだろう

日本中がそわそわしているのかもしれない


何しろ 飲まなきゃいけない 食べなきゃいけない プレゼントも貰わなきゃいけない

唄わなくてはいけない 馬鹿騒ぎも必要 サンタクロース人口も爆発的に増える

反省もしなくちゃならない その上大掃除をして 年賀状だのメールだのと


私はかなり前から 一年の計ではなく日々の計と思うようになった

一日の計は朝にあり 反省は夜にあり それを翌日に託す

どうせ一年の計画を立てたところで それが全て遂行されるはずも無いことは判っているのだ

そもそも 一日の計でさえ無残にも崩壊することもあるのだ

私はそれほど意志が強くも無いし 瑣末な事で簡単に流されもする

予期せぬ出来事も人生には多いものだ

一年単位で決めてしまうと出来なかったという思いが残るが 最小限なら なに 明日があるさと気楽なもの

それに そもそも明日の保障さえ無いのだ


この時期になると長年愛用の(CDほどの大きさの12枚のやつね)某会社のカレンダーに人の誕生日を書き込む

その日に私がおめでとうを必ず伝えることが出来る とは限らない

互いに生きている事と 私が忘れないということがそれを支える

後者はともかく 前者は・・・


無為に過ごす日もある 怠惰な日もある

頑張る日もあるし 頑張れない日もある

自分を誉めたいような日もあり 情け無いと思う日もある

だが どんな日であっても一日の重さは同じであり 愛すべき一日だ


だから 朝が好き

そして 眠りに就く瞬間が好き

毎日が大晦日であり 毎日が元日
コメント
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