家に窓枠がついた

久しぶりに朝から晴天

お風呂に入ってから洗濯をし　天気も良いし　足もだいぶ良くなってきたし　何より明日　工務店に行った時に良い生徒の顔をしたくて　買物をしてから家を見に出かけた

小さな土地に建ぺい率いっぱいに建てた家は　もう　周囲を空けるのが精いっぱいで　もはや庭と呼べるものは無い

ごめんね　あんなに丹精込めて綺麗にしていた庭を　どんぐりやら蝉の抜け殻やら　ガマちゃんの子供やらニャンコの落し物やら　あんなに自然一杯だった庭を　私はあっさり捨ててしまったの

理由をどんなにつけて　どんなに正当化しようとも　それしか道は無かったのだとしても　申し訳ない気持ちが残る


棟梁というべきか　大工さんは　一人で作業をしていた

声をかけて　中を見せてもらう

一階部分の外壁下地ボードが貼られていた

開けられた窓の部分を　風の流れや採光はこれで良かったのだろうかと思いながら見る


幾つか　今悩んでいる箇所の相談を彼にしてみる

たまに他のところの仕事もしますけれど　〇〇さん（工務店）のところは良い物を使っていると思います　

それに一番良いところはできるだけ自然素材を使っているところですね　と

そら　仕事を請け負っていて　ここのは良くないなんて言うわけないよね

それに　私は金額的にもそうそうかけてはいないし　腕のふるいどころも無いだろう

でも　そんな質問をしたわけでもないのだから　そう思っていなければ黙っていただろうとも思う

どちらにしても　工法も材料も何もかも正解なんて無いし　私は依頼した以上は信じるだけ


彼を紹介された時　珍しい苗字だったので屋号かと思い訊ねてみたら　親の出身が沖縄だった

彼自身は　本土の育ちのようだけれど

なるほど　お酒が好きなわけだ～

一週間もあれば仕事はどんどん進んでしまうから　出来れば週二回は見に行きたいが　何しろ天気が天気

それでもできるだけ通って　仲良くなりたいと思っている


帰りの買い物では　お目当ての物は手に入らなかった

このスーパーは北海道産の綺麗な絹さやが　他と比べて安く売っていたのに　売り場から消えていた

訊いたら　品薄なのだそうだ

あの台風のせいだろうか

私の好きだったコーンの缶詰もどの店からも消えてしまったが　それもあの台風のせいで工場で生産ができなくなったため

１０月で３０度を超えるのは稀有なこと

相当強い台風も　南から次第にやってくる

被害が少ないことを祈るのみ