どこまでだって歩いていけるさ

2012年1月22日 それまでの日記を引き連れてOCN Cafeから移住。
新しい扉の向こうには何があるのだろうか。

またまた映画の日

2016年10月30日 | 日記
ビデオを返しに行って 今度は3枚借りてきた

ひとつは ロブ・ライナーの人生3部作のひとつ『最高の人生のはじめ方』

『最高の人生の見つけ方』はすでにネットで見たが 『最高の人生のつくり方』はまだ見ていない


当然のごとく 原題はこのような3部作形式にはなっていない

『The Bucket List』 

これが『最高の人生のはじめ方』の原題であり 「死ぬまでにやりたいことリスト」といった意味になる

「kick the bucket」は「死ぬ=くたばる」(自殺する時にロープをかけてバケツの上に乗り それを蹴飛ばして死ぬことかららしい)

ジャック・ニコルソンとモーガン・フリーマンが主役で 面白くないはずはない


今回見た『~はじめ方』の原題は「ベル島のマジック」といったもので モーガン・フリーマンが主役である

『ドライビング Miss デイジー』で彼を知ったが 『ショーシャンクの空に』ですっかり好きになった

ちなみにこれは私の大好きな映画で まさに映画の面白さをパンパンに詰めたものとして 強く心に残っている作品でもある


今日借りた別の一枚『ラストベガス』にも 子供の頃からの仲間4人組のうちの一人として出演している

(昨日は3人組について書いたが 『スタンド・バイ・ミー』も『スリーパーズ』も4人組の話)

他にマイケル・ダグラスやロバート・デ・ニーロ ケヴィン・クラインと顔ぶれは良いのだが・・・

ただお気楽に楽しめるものであり 映画にはそれもまたあっていい


最後の一枚は『セッション』

一流のジャズドラマーを目指す青年と 指導者との闘いの話というべきか

映画紹介をラジオで聞いた時から興味を持っていたのだが 見て損の無い映画だった

誰もが同じような感想を持ち 評価をするような映画では無いと思われるし 見終わって 面白かったとか 感動したといった単純な感想もありえないだろう


ジャズを良く知る人には 不満だらけかもしれない

こんな音楽教育など実際にはありえない設定で 今時こんな選曲をするか とも思ったのは確か
 
だが これはたまたま音楽を媒介としただけの 狂気と復讐と闘いの果ての昇華の話であると私には思えた

いや 二人が高みに上ったかどうかだって実のところ定かでは無い

ラストシーンで互いに憎悪する二人が一瞬ひとつになったのは 単に交差する一点で終わるのかもしれない

その交差点にしても 理解や愛があったとは 思いたいがそうも思えない

「やってやったぜ」 「お見事」 そんなところかもしれない

見る人それぞれで 色々な解釈があり 余韻を持たせる映画もまた心に残る


コメント (2)
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