雨が降っていたが 今日も家を見に行く
家の前に着くと 木の香がする
お風呂場の床下に断熱が施工されていた
一階で作業中の棟梁に仕事を続けてもらって 私は二階に上がる
天井点検口もついた
ここが私の生活の場になるのかと じっくり眺める
まだサッシもついていないけれど 一日ここで過ごしていても飽きない気がする
明日は現地で打ち合わせなので また来ますと伝えて去る
帰りにアサリの生のむき身を買って帰る予定だった
焼き豆腐と長ネギを入れて 少し甘い味噌煮込みにする料理だが 名前は無い
寒くなってくると作る一品で ご飯のおかずにはならないが 晩酌のアテとしての父の好物で 私も一人になってからは寒い季節を迎えると 年に数回作ってきた
ところが 売り場にはボイルしたものしか売っていない
定員に尋ねたら うちでは扱ったことが無い なんぞとぬかす
確かに 今年の冬はバタバタしていて作ったかどうかの記憶は無いけれど 毎年作ってきたし ここでしか買っていない
前はあったと言うと 高くて置けないときたもんだ(別に売っていないことを責めているわけじゃないのに なんていう言い訳)
高いといったって グラムにしたら牛肉より イクラよりも安い
安い牛肉よりは高いかもしれないが もっと高いマグロのお刺身だって置いてるじゃん って思ったけれど仕方が無い
念のため 数年前に開店した高級スーパーに寄ってみたが やはり無い
最後の手段で 魚屋さんに寄ってみたが やはり扱っていないという
まあねぇ・・・アサリなんて安いのは安いし わざわざ手をかけたむき身なんて高い値段出して買う事なんか無い ってことなんだろうな
それに アシも早いしね
どうです? 自分でむいてみませんか? う~む なんとかなるかもね
そこで 貝のまま買っていくことにした
さすがは魚屋さんで すごく大きくて立派
でも むき身として使うのであれば このくらいの大きさは無いとね
量がわからないので 400グラムほど買ってみた(16個ほどあったかなぁ 数えておくべきだった)
一応むき方はきいたけれど 貝をこじ開けるナイフは無いし 口を開けているときにさっとはさんだとしても 全員が口を開けるのを待っているわけにもいかない
そこでお酒を少し入れて火にかけ ちょっと開いたところで火を止めてむいてみた
不本意ではあったけれど 貝はダシだからまあいいかと
そもそも一番美味しいのは長ネギだし^^
完成はしたが これから先この料理を作るたびにこうするのかと思うと 悩ましい
貝剥きナイフを買うか・・・
そもそも母がむき身を使ったのは何故なんだろう
確かに殻つきでは食べにくいことは確かだが・・・昔は当たり前のように売っていたのだろうか
料理の名前も無いのよね・・・・
お砂糖や味醂 お酒を使ってベースは味噌味という 深川飯にも少し似ているけれど 飯の代わりとして 鍋物らしく焼き豆腐を使ったということなのか
親が亡くなってからふと思い出して自分で作って食べるようになったため 母親には何も訊いておかなかった
時々 そんなことにぶつかって 決してもう得ることのできない答えを それでもさがすことがある
家の前に着くと 木の香がする
お風呂場の床下に断熱が施工されていた
一階で作業中の棟梁に仕事を続けてもらって 私は二階に上がる
天井点検口もついた
ここが私の生活の場になるのかと じっくり眺める
まだサッシもついていないけれど 一日ここで過ごしていても飽きない気がする
明日は現地で打ち合わせなので また来ますと伝えて去る
帰りにアサリの生のむき身を買って帰る予定だった
焼き豆腐と長ネギを入れて 少し甘い味噌煮込みにする料理だが 名前は無い
寒くなってくると作る一品で ご飯のおかずにはならないが 晩酌のアテとしての父の好物で 私も一人になってからは寒い季節を迎えると 年に数回作ってきた
ところが 売り場にはボイルしたものしか売っていない
定員に尋ねたら うちでは扱ったことが無い なんぞとぬかす
確かに 今年の冬はバタバタしていて作ったかどうかの記憶は無いけれど 毎年作ってきたし ここでしか買っていない
前はあったと言うと 高くて置けないときたもんだ(別に売っていないことを責めているわけじゃないのに なんていう言い訳)
高いといったって グラムにしたら牛肉より イクラよりも安い
安い牛肉よりは高いかもしれないが もっと高いマグロのお刺身だって置いてるじゃん って思ったけれど仕方が無い
念のため 数年前に開店した高級スーパーに寄ってみたが やはり無い
最後の手段で 魚屋さんに寄ってみたが やはり扱っていないという
まあねぇ・・・アサリなんて安いのは安いし わざわざ手をかけたむき身なんて高い値段出して買う事なんか無い ってことなんだろうな
それに アシも早いしね
どうです? 自分でむいてみませんか? う~む なんとかなるかもね
そこで 貝のまま買っていくことにした
さすがは魚屋さんで すごく大きくて立派
でも むき身として使うのであれば このくらいの大きさは無いとね
量がわからないので 400グラムほど買ってみた(16個ほどあったかなぁ 数えておくべきだった)
一応むき方はきいたけれど 貝をこじ開けるナイフは無いし 口を開けているときにさっとはさんだとしても 全員が口を開けるのを待っているわけにもいかない
そこでお酒を少し入れて火にかけ ちょっと開いたところで火を止めてむいてみた
不本意ではあったけれど 貝はダシだからまあいいかと
そもそも一番美味しいのは長ネギだし^^
完成はしたが これから先この料理を作るたびにこうするのかと思うと 悩ましい
貝剥きナイフを買うか・・・
そもそも母がむき身を使ったのは何故なんだろう
確かに殻つきでは食べにくいことは確かだが・・・昔は当たり前のように売っていたのだろうか
料理の名前も無いのよね・・・・
お砂糖や味醂 お酒を使ってベースは味噌味という 深川飯にも少し似ているけれど 飯の代わりとして 鍋物らしく焼き豆腐を使ったということなのか
親が亡くなってからふと思い出して自分で作って食べるようになったため 母親には何も訊いておかなかった
時々 そんなことにぶつかって 決してもう得ることのできない答えを それでもさがすことがある