どこまでだって歩いていけるさ

2012年1月22日 それまでの日記を引き連れてOCN Cafeから移住。
新しい扉の向こうには何があるのだろうか。

天気は上々 空は青い ― 秩父への遠足(序)

2017年10月26日 | 日記
7時に家を出て秩父を目指す

通勤通学の時間帯ということもあって 思った以上に電車は混んでいる

東京の郊外の土地を求めて西へ西へと進むうちに 何も無かったような場所がしだいに宅地として開発され また学校の校舎も増えて 昔はガラガラだった下り電車の面影は薄く どの駅でも乗り降りする人が沢山いるのには驚いた

だが それも乗換をする飯能駅までのこと

ここから先は 小学校での山登りの遠足 中学での飯盒炊飯などで何度か来たことのある場所になる

日帰りのできる小高い山があり キャンプもバーベキューも川遊びもできる自然いっぱいのレジャーや観光の場所であり 乗客も次第にそれが目的という人々ばかりになっていく

本を読んでいた私もそれを閉じて 外の景色を眺める

線路と並行して そして時には交差しながら流れる川 遠くに連なる山々 ぽつんと建つ家の背後に迫る崖 日本のいたるところで見るのと同じ景色が電車の窓に広がる

トンネルをくぐり 線路の両側から伸びる木々の間を抜け 明るくなったり暗くなったりしながら走る電車を 私は子供のように楽しむ

これがしたかった!

8時43分 西武秩父駅に到着する


かなり前 20年前にはなろうか 友達と来たことがあるが 何をしたのかほとんど記憶が無い

一つ手前の「横瀬」という駅から歩いて温泉に行ったことだけはよく覚えている

でも その時から比べて明らかに変わったもののひとつは 駅前温泉だろう

観光協会は9時に開くので それを待たずして 昨日グーグルの地図を見ながらフリーハンドで描いた自作の地図を片手にポツポツと歩きはじめることにする


雰囲気のある駅前交番 横に観光協会あり

天気は上々 空は青い 

何も言う事は無い

コメント (2)
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