買い物に出ようとして家の郵便受けを覗いたら 葉書が一枚入っていた
従弟の訃報だった
色々あって 私には親しいいとこたちというものがいない中 彼は子供の頃から いや 彼が生まれた時からよく知っていた
母の妹である叔母が二男を出産する時 我が家で預かったりもした
その理由の一つには 彼がダウン症だったこともあった
家族も おそらく彼自身も大変なことはあったはずだが 叔母にとって 自分が逝く時の一番の心残りは長男の彼のことになっただろうから これはこれで良かったのかもしれない
色々な記憶や感情が押し寄せ と同時に お悔みの手紙やら香典のことが頭に浮かんできて バタバタと身も心も落ち着かない一日になった
身近な人の訃報は やはり重い
自分の人生を真面目に生きた彼に 心からお疲れ様とありがとうを