今日は朝から暑くなる予感
週の後半はまた梅雨空に戻るというから 今日はシーツを洗う
このところ 図書館で予約した本を読まなければならず 『星落ちて、なお』を途中まで読んだところでストップしていたことに気が付いた
『曲亭の家』も実際の人物 曲亭馬琴の話(正確には馬琴の息子の嫁の話)だったが こちらも画家河鍋暁斎の娘が主人公
家族の数だけ物語がある
ある時代のある画家の家族 とりわけ娘というよりも自分の絵の流派を受け継ぐ者としてのみ育つしかなかった主人公の複雑な心境が描かれていて 残りを一気に読み終えた
途中で何人か芸術家の名前が出てきて(北村四海や栗原玉葉など) それを調べるのも楽しかった
江戸末期から文明開化の明治時代になると 西洋美術の流入や日本の絵画の世界(教育や機関のありかたなど)そのものの変化を 以前 山田五郎のユーチューブで紹介していたが それが実感として理解できた
それにしても 暑い夜