みどりの一期一会

当事者の経験と情報を伝えあい、あらたなコミュニケーションツールとしての可能性を模索したい。

トラックバックって、なあに?

2005-03-15 23:54:53 | Weblog
「トラックバックってなあに?」とブログをしていない友人に尋ねられたので、そのお返事です。


「トラックバック」というのは、
「相手のブログの特定の記事に、関連する自分の記事をリンク(張り付く)したことを表示する」機能です。通常のリンクと違うのは、「こちらから相手に逆リンクする」、つまり「手出しの役はわたし」で、「勝手に相手の記事に張り付く」。
訪問してくれる人を待っているだけのHPと、決定的に違うところです。

ブログは、外に開かれた窓のようなもので、だれでも外からのぞく(閲覧する)ことができますが、そのうち何人かが記事にコメントし(玄関のチャイムを鳴らし)、何人かが気に入った記事にトラックバック(花束をわたす)します。
トラックバックのきっかけは、キーワード検索です。
例えば、「感じない男」とか「しない女」を検索すると、関連のブログが表示されます。gooサイトは検索機能が充実していて、同一サイトだけでなく、「すべてのブログ」が検索できます。

(この解説は、実際にブログを始めた人用のような気がするのですが、これで理解できるのでしょうか?ちょっと心配。)

トラックバックされた相手は、くっつけられた記事が迷惑なら、編集画面で消すことはできますが、内容を変更したりはできません。
記事に共感してトラックバックすることが多いので、消されることは少ないと思いますが、迷惑メールのように、だれかれ構わずトラックバックする人は、「トラックバックスパム」と呼ばれるそうです。
ブログは、不特定多数に公開しないことも、トラックバックもコメントも拒否する設定も選択できます。
自分の書いた記事に、コメントやトラックバックされるのは、けっこううれしいもので、わたしは相手にお礼のコメントを書きます。コメントはだれでも書けますが、トラックバックは、ブロガー(ブログを持っている人)同士しかできません。

わたしは、知らない人の関連の記事にトラックバックする場合は、「TBしました」として、「はじめまして・・・」と簡単なコメントを残してきます。
トラックバッすると、相手のブログに表示されますので、そのブログの読者が興味を持ってのぞきにくるということが増えます。相手もお礼にトラックバックしてくれることが多いので、相互リンクすることになり、その人の記事を継続的に読みたい場合は、「リンク/ブックマーク」に入れます。これは特定の記事ではなく、相手のブログを自分の「お気に入り」に入れる、ということです。

トラックバック機能や引用を使わなければ、ブログはただの知人あての日記ですが、トラックバックを使うことによって、情報や読者の範囲は飛躍的に広がります。
表に出ているのは、「コメント」と「トラックバック」の数ですが、その記事のタイトルをクリックすると、コメントやトラックバック記事を開くことができます。

実地で経験するのがいちばんですので、関心があったら、『「感じない男』と「しない女」・・・」の記事をクリックしてみてください(コメント5件、トラックバック2件です)。その上で、トラックバック記事をクリックすると、相手の記事に飛びます。

具体的なトラックバックのやり方は、
1)ブログの記事のひとつずつに、固有の「トラックバックURL」が必ず表示されていて、それをコピーして、自分の記事の編集画面で送信する。
2)すると、相手のトップページの右または左の帯に「トラックバック」タイトルが表示される。本文の記事の下には、トラックバックした記事のタイトルと本文の冒頭が表示される。
3)そのタイトルをクリックすると、トラックバックした記事に飛びます。

昨日のわたしのブログの閲覧数は292件です。
アクセスが多いのは、きっと、「上野千鶴子」というキーワードにひかれて訪問する人が多いからですよ(笑)。

長くなりましたが、とりあえず終わり。
トラックバックについて、もっと分かりやすい説明できる人、ぜひ教えてください。

コメント (2)
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