みどりの一期一会

当事者の経験と情報を伝えあい、あらたなコミュニケーションツールとしての可能性を模索したい。

どっこい条例は生きている。

2005-03-17 23:57:10 | ジェンダー/上野千鶴子
『くらしと教育をつなぐ We』2.3月号が届いた。
ジェンダーフリー論争と、特集「続・続・バックラッシュを打ち負かせ!」に関心があったので、定期購読することにしたものだ。

記事は読みごたえがあり興味深かったが、橋本ヒロ子さんの文章を読んでおどろいた。
桑名市の「男女平等条例が廃止された(されようとしている)」という2カ所は、あきらかに間違い。
自治体の法である「条例」は、「廃止条例」の議決がない限り、そんなに簡単に廃止できるものではない。

桑名市の男女平等を推進する条例は、12月の市町村合併により、上程が遅れてはいるが、「廃止」されてはいない。バックラッシュ派も、「失効した」とは言いふらしているが、「廃止」とは言っていない。
まさに、バックラッシュによって市長が条例を出ししぶっている、という状況だが、合併協議でも合意事項となっているので、手続き的には、当然、新市に引き継ぐべき条例である。
男女平等条例を擁護するはずの立場の人たちに、簡単に死んだことに(廃止)されてしまっては、たまらない。「事実誤認」により、バックラッシュ派に力を与え、現場はますます見捨てられてしまう。
わたしの友人は、この桑名市で、条例を守ろうと孤立無援でたたかっている、というのに・・・・。

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