昨日、山梨市での上野千鶴子さんの講演会を開催するように求めた申し入れ書を提出し、
山梨県政記者クラブに提出したことを知らせました。
一連の経過と報告を記事をブログにアップしてから、
山梨日日新聞の記者さんから「市長が中止を撤回した」という電話がありました。
お昼過ぎには、朝日新聞と毎日新聞の記事がネットに出たので、
取り急ぎ、速報としてみどり追伸を載ました。
「『ひとりでも最期まで在宅で』講演会の開催を求める申し入れ書」を山梨市長に提出しました(2014年03月17日 |)
午後には、山梨市オフィシャルサイトにも、
「上野千鶴子さん講演会開催!」の記事がアップされました。
とはいえ、
「講演会に関しましては、いったんは中止とさせていただきましたが、予定どおり開催いたしますのでご了承ください。」
と書いてあるだけで、
一言のおわびの言葉も、事情説明もなし。
中止が撤回になったのはめでたいことですが、
講師に対して言いがかりをつけて問題を起こし、
申し込んだ市民に迷惑をかけた張本人のは市長なのに、行政らしいやり方。
そればかりか、上野さんに講演の条件までつけたとか。
「講演を開催してやるから、余計なことはしゃべるな」ということですから、
自分が頼んだ側であるという自覚もないようであきれます。
招いた側が、講師に礼を尽くす、ということもしらないのかしら。
こうなったら、ひとりでも多くの人が講演会を聴きに行って、
盛況な講演会にして、上野さんにあたたかい拍手を送り、市長をギャフンといわせたいですね。
会場になっている山梨市民会館ホールの収容人数は464席です。
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後半は、山梨市の講演会中止事件に関する新聞記事です。
中止が撤回されたという一報を聞いて、「よかった」と思ったのもつかの間、
記事を読みたびに、市長の弁とコメントにムカついてきました。
市長が中止を撤回しても、上野さんを誹謗中傷し、事実無根の言説で名誉を棄損した事実は消えません。
撤回するなら、まずは「わたしが悪うございました」と謝罪するのが筋と思うのですが、
まったく反省はしてないようです。それどころか開き直ってゴウマン。
他人からどう見られているか、自覚できないなんて、アホな市長、と言わざるを得ません。
権力を持つ政治家が、権力を好き勝手に振り回してはいけない、ということを、
今回のことに懲りて、せめて学んでほしいものですが・・・。
とはいえ、
横暴で傲慢な市長を選んでしまった不幸は市民にも職員にも降りかかります。
抗議された市民のみなさん、勇気を出して講演会を開催したいと説得した職員に拍手ですが、
市長が変わらない限り、山梨市民と職員の苦労は、これから4年間は続くことでしょう。
当選して半年はリコールできませんが、次に何か起きたら、
わたしが市民なら、ちゅうちょなくリコール運動をおこすんですけどね。
なお、申し入れ書を提出したことは、今朝の朝日新聞webにアップされました。
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山梨県政記者クラブに提出したことを知らせました。
一連の経過と報告を記事をブログにアップしてから、
山梨日日新聞の記者さんから「市長が中止を撤回した」という電話がありました。
お昼過ぎには、朝日新聞と毎日新聞の記事がネットに出たので、
取り急ぎ、速報としてみどり追伸を載ました。
「『ひとりでも最期まで在宅で』講演会の開催を求める申し入れ書」を山梨市長に提出しました(2014年03月17日 |)
午後には、山梨市オフィシャルサイトにも、
「上野千鶴子さん講演会開催!」の記事がアップされました。
とはいえ、
「講演会に関しましては、いったんは中止とさせていただきましたが、予定どおり開催いたしますのでご了承ください。」
と書いてあるだけで、
一言のおわびの言葉も、事情説明もなし。
中止が撤回になったのはめでたいことですが、
講師に対して言いがかりをつけて問題を起こし、
申し込んだ市民に迷惑をかけた張本人のは市長なのに、行政らしいやり方。
そればかりか、上野さんに講演の条件までつけたとか。
「講演を開催してやるから、余計なことはしゃべるな」ということですから、
自分が頼んだ側であるという自覚もないようであきれます。
招いた側が、講師に礼を尽くす、ということもしらないのかしら。
こうなったら、ひとりでも多くの人が講演会を聴きに行って、
盛況な講演会にして、上野さんにあたたかい拍手を送り、市長をギャフンといわせたいですね。
このページは山梨市オフィシャルウェブサイトです。 山梨市イベント情報 上野千鶴子さん講演会開催! 山梨市及び山梨市認知症支援ネットワーク会議では、社会学者の上野千鶴子さんを招いて「ひとりでも最期まで在宅で」と題して市民講演会を開催します。 「年をとっても認知症になっても、住み慣れた家で最期まで自分らしく暮らし続けたい!」そんな思いが尊重されるための条件や自分自身の心構えについて一緒に考えてみましょう。 この講演会に関しましては、いったんは中止とさせていただきましたが、予定どおり開催いたしますのでご了承ください。 日時 平成26年3月18日(火) 午後6時30分 開場 午後7時 開演 会場 山梨市民会館 ホール 山梨市万力1830 |
会場になっている山梨市民会館ホールの収容人数は464席です。
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後半は、山梨市の講演会中止事件に関する新聞記事です。
中止が撤回されたという一報を聞いて、「よかった」と思ったのもつかの間、
記事を読みたびに、市長の弁とコメントにムカついてきました。
市長が中止を撤回しても、上野さんを誹謗中傷し、事実無根の言説で名誉を棄損した事実は消えません。
撤回するなら、まずは「わたしが悪うございました」と謝罪するのが筋と思うのですが、
まったく反省はしてないようです。それどころか開き直ってゴウマン。
他人からどう見られているか、自覚できないなんて、アホな市長、と言わざるを得ません。
権力を持つ政治家が、権力を好き勝手に振り回してはいけない、ということを、
今回のことに懲りて、せめて学んでほしいものですが・・・。
とはいえ、
横暴で傲慢な市長を選んでしまった不幸は市民にも職員にも降りかかります。
抗議された市民のみなさん、勇気を出して講演会を開催したいと説得した職員に拍手ですが、
市長が変わらない限り、山梨市民と職員の苦労は、これから4年間は続くことでしょう。
当選して半年はリコールできませんが、次に何か起きたら、
わたしが市民なら、ちゅうちょなくリコール運動をおこすんですけどね。
なお、申し入れ書を提出したことは、今朝の朝日新聞webにアップされました。
上野さん講演、一転開催へ 2014年3月18日 朝日新聞 ■市民から抗議文 130人分名簿提出 山梨市が社会学者上野千鶴子さんの講演会「ひとりでも最期まで在宅で」を中止するとした問題で、市は中止を撤回し講演会を予定通り18日に開催することを決めた。中止が報じられた14日以降、電話やメールで数十件の反響があり、開催を求める意見が相次いだことなどで、一転、開催が決まった。 望月清賢市長は17日朝、朝日新聞の取材に対し「いろいろとうるさいのでコメントしない」と述べたが、開催を発表すると、「せっかくの講演会だから、上野さんには気分よくやってもらいたい」と話した。上野さんには16日夜、担当者が電話で開催を伝えたというが、「介護以外の話をしないように」と注文をつけたという。 講演会の中止をめぐっては、市の対応に県内外から批判が相次いだ。 17日には、15都道府県の33人の自治体議員による申入書が届いた。大阪府吹田市議を筆頭とする議員らは、申入書で「市長が一部市民の苦情で思いつきの中止決定をしたことは、行政のルールから逸脱している」と非難した。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(以下略)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ |
天声人語 2014年3月18日(火)付 朝日新聞 社会学者の上野千鶴子さんには数々の名言がある。かなり前のエッセー「かさばらない男」は、題名から感心して読んだ。「男はどちらかと言えば、自分を実力以上にかさばらせて見せたい動物だ」▼だからそうでない、「邪魔にならない」男は、えがたい存在ではないだろうか、と。そういう男は、限りなく「おばさん」に近い、とも。以来、胸の底にだいじにしまってときどき取り出してみるが、とうていその域には届かない▼「相手にとどめを刺しちゃいけません」というのもある。タレントの遙(はるか)洋子さんの著書『東大で上野千鶴子にケンカを学ぶ』が紹介する、論争のときの心得だ。刺すのではなく、もてあそべ。勝ちはおのずから決まる。恐ろしくも鋭い教えである▼逃げ道を残しておくという点で、名言通りの展開となったようだ。山梨県山梨市が上野さんに介護をテーマとする講演を頼んでいたが、新しい市長が難色を示し、中止となった。市長はおとといまでに翻意し、きょう予定通りに講演会が開かれる▼当初は、たとえば上野さんの著書『セクシィ・ギャルの大研究』のタイトルが問題視されたという。介護とはなんの関係もなく、まさに言いがかり。しかし、上野さんは中止を撤回すれば講演する用意はあると宣言し、ボールを市長に投げた▼契約不履行で訴えることもできたが、寛容な対応が功を奏したかっこうだ。さすが、である。撤回を決めた市長も、おそらくは「かさばらない」人なのだろうと拝察した。 |
上野さん講演会:山梨市、一転開催を決定「検討した結果」 毎日新聞 2014年03月17日 山梨市が18日に予定していた社会学者、上野千鶴子さんの講演会を過去の発言などを理由に中止にした問題で、市は17日、一転して開催を決めた。市は「先週の中止報道以降、賛否両論が寄せられ検討した結果」と理由を説明している。 市介護保険課によると、市民らから「なぜ開催しないんだ」などと抗議も寄せられた。また、上野さんも自身のブログで「講師の考えに賛同できないという少数の『市民』のメール等のクレームで中止するとはあってはならないこと」などと批判していた。 このため同課は、中止の判断をした望月清賢市長に相談、市長が中止撤回を了承した。上野さんには16日夜に伝え、講演テーマである介護以外の話はしないと確認をしたという。 講演会は在宅医療や介護をテーマに、市が昨年10月、上野さんに講師を依頼、市民ら164人が参加を申し込んでいた。望月市長が、過去に新聞に掲載された少年の性を巡る上野さんの意見などを理由に中止を決めた。【山口香織】 |
上野さん講演会やはり開催 2014年03月17日 NHKニュース 社会学者の上野千鶴子さんの講演会について主催する山梨市の望月清賢市長が上野さんの過去の発言などを理由に中止するとしていた問題で、市民や職員から開催を望む声が寄せられたなどとして市は講演会を実施することにしました。 この問題は18日、山梨市民会館で介護をテーマに講演する予定だった上野さんの講演会について上野さんの少年の性をめぐる過去の発言などから複数の市民から「講師としてふさわしくない」といった意見が寄せられ、望月市長が講演会の中止を決めたものです。 山梨市によりますと講演会の中止決定後、市民や担当課の職員から実施を望む声が多数寄せられ、その数は中止を求める意見を大きく上回ったことなどから、市は当初の予定通り講演会を開くことにし、上野さんからも了解を得られたということです。 望月市長は、「中止を決めたことで担当していた職員からもなんとかやらせてほしい、という提案があり、担当課に任せた。職員を守ることが一番大事で、これ以上心労を重ねたらよくないと判断した」と話しています。 03月17日 12時36分 |
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