みどりの一期一会

当事者の経験と情報を伝えあい、あらたなコミュニケーションツールとしての可能性を模索したい。

イラク日報 陸自の隠蔽体質またも/「隠蔽体質」を一掃せよ/椿。岩根絞、白芯朴伴、桃色朴半、ヤブツバキ

2018-04-04 23:44:37 | ほん/新聞/ニュース
今年は暖かいので、例年より早く、
日本ミツバチの分蜂が各地で始まっているみたいです。
待ち箱の準備をしましょう。

去年の蜜ろうをお鍋で湯煎して溶かし、
  
箱の上部のふたに塗っていきます。

待ち箱の内側にもベタベタ塗って、

家の西側のいつもの場所にセットしました。

前庭でひらひら飛んでいるアゲハチョウも見つけました。

椿。岩根絞


  
ピンクの超巨大輪椿


  
白芯朴半 (はくしんぼくはん) 
  
桃色卜伴 (ももいろぼくはん) 、   ヤブツバキ
    



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ところで、
またまた、なかったはずのイラク派遣時の日報が出てきました。
公文書のずさんな管理は、権力の腐敗の表れです。

  社説:イラク日報 陸自の隠蔽体質またも 
2018年4月4日 朝日新聞

 防衛省が国会答弁で存在しないとしてきた陸上自衛隊のイラク派遣時の日報が見つかった。2004~06年の延べ376日分、1万4千ページに上る。
 「ない」はずの公文書が一転、確認されたのは、昨年の南スーダンPKO日報問題と同じ構図だ。当時の稲田防衛相が辞任し、再発防止を誓った小野寺防衛相に代わっても、防衛省・自衛隊の隠蔽(いんぺい)体質は変わっていないと言わざるをえない。
 陸自の初めての「戦地」派遣という重要な記録である。もとより保存するのが当然であり、「見つからない」で済まされる問題ではなかった。
 03年のイラク戦争開戦から15年。米英やオランダの政府は戦後に独立調査委員会を設け、「大義なき戦争」の実態を徹底検証した。ところが日本政府は検証らしい検証もなく安全保障関連法を成立させ、自衛隊の海外活動の幅を大きく広げた。
 見つかった日報は、現場の生の動きを伝えるもので、検証の基礎となりうる。防衛省は今月半ばまでに、資料要求した国会議員に開示するとしているが、「黒塗りばかり」というのは許されない。検証に資するよう最大限の開示を強く求める。
 そもそも、なぜイラク日報は「ない」とされてきたのか。PKO日報と同様、派遣に疑問を抱かせるような情勢の厳しさを隠そうとしたのではないか。そんな疑いが拭えない。
 当時の小泉政権は「自衛隊が活動する地域は非戦闘地域」という強引な論理で陸自部隊の派遣に踏み切った。しかしロケット弾などによる宿営地攻撃や、仕掛け爆弾による車両被害に遭遇したのが現実だ。
 今回、PKO日報問題を受けた文書の確認調査がなければ、イラク日報の「発見」はなかったかもしれないと思うと、防衛省・自衛隊の抱える問題の深さに暗然とする。
 陸上幕僚監部は1月中に文書の存在を把握したが、防衛相への報告は3月末。これほど時間がかかったのは一体なぜか。シビリアンコントロール(文民統制)の不全は明らかだ。
 国会を軽視し、独断で政策を進めようとする安倍政権の体質にも通じるものだ。森友問題での財務省の決裁文書改ざんの真相は不明のまま。行政への信頼を根底から掘り崩す危機的な事態である。
 イラク派遣に限らず、公の記録はあらゆる政策決定の検証に欠かせない。ずさんな管理は国会だけでなく、現在の、そして将来の国民への背信でもある。そのことを忘れてはならない。 


  社説:陸自の日報管理 「隠蔽体質」を一掃せよ
2018年4月4日 中日新聞

 イラクに派遣された陸上自衛隊の日報が見つかってから防衛相への報告までに二カ月半以上かかった。当初、見つけられなかったことも問題だ。文民統制をも危うくしかねない重大な事態である。
 当時の防衛相、事務次官、陸上幕僚長が辞任するに至った南スーダン国連平和維持活動(PKO)派遣部隊の日報隠蔽(いんぺい)を、重大事と受け止めていなかったのではないか。ずさんな文書管理である。
 二〇〇四~〇六年に人道復興支援でイラクに派遣されていた陸自部隊の活動に関する日報が防衛省内に保管されていた。昨年二月、当時の稲田朋美防衛相が国会で「残っていないことを確認した」と答弁していたものだ。
 問題は二つ。第一は当初なぜ見つけられなかったのか、である。
 稲田氏の答弁当時、南スーダン派遣部隊が作成した日報の開示遅れが隠蔽と批判され、国会ではイラク派遣部隊についても日報の所在を確認する質問が出ていた。
 陸自は自衛隊の予算や活動を決める国会の質問を軽視し、十分な調査をしなかったのではないか。それは、国会の文民統制(シビリアンコントロール)を危うくする規律違反にほかならない。
 第二は自衛隊を統括する防衛相への報告の遅れだ。陸上幕僚監部の衛生部と陸自の研究本部は今年一月、日報の存在を陸幕総務課に報告したが、統合幕僚監部には約一カ月後の二月二十七日、小野寺五典防衛相にはさらに一カ月後の三月三十一日の報告だった。
 なぜ、これほどまでに遅れたのか。小野寺氏は確認作業に時間がかかったと説明したが、それで済むという話ではあるまい。
 イラクへは自衛隊初の「戦時派遣」である。宿営地にロケット弾が着弾したことも明らかになっている。自衛隊の派遣や活動継続が妥当だったかどうかは、現地で実際に何があったのかを明らかにした上で、検証することが必要だ。
 南スーダンの日報では陸幕や内局の幹部による組織的隠蔽が認定された。イラクの日報が当初、見つからなかったり、発見の報告が遅れた背景に、隠蔽を許す組織の体質があるのだとしたら根が深く、繰り返されかねない。
 世界でも有数の火力を備える実力組織である自衛隊の活動は、可能な限り情報を開示し、国民の理解や支持を得ることが前提だ。昨年来の日報をめぐる問題は国民の信頼を著しく損ねた。隠蔽が再発しかねない組織の体質を一掃しなければ、信頼回復は望めまい。 



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4月3日(火)のつぶやき

2018-04-04 02:02:32 | 花/美しいもの
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