飯田敬輔著「経済覇権のゆくえ」を読みました。
経済覇権とは経済力で圧倒的な優位性を持つ国をいい、通常軍事覇権と同一の国になる。
この本では、経済覇権国である米国とこれを追う中国に焦点を当てて、日本の進路についても記述しています。
先ず、「経済覇権とは何か」について述べ、その後「覇権衰退は混乱をもたらすか」「戦後国際経済秩序の誕生」「通商体制の変遷」「通貨・金融体制の変遷」「世界金融・経済危機」「中国の台頭と共同覇権」「米中は逆転するのか」「日本の進路」について分かりやすく書かれています。
これから米中伯仲時代を迎えると、日本が米中にどのように対応していくのかが問題となってきます。
著者は、「日本が独自に採用すべき方針」「対米での方針」「対中での方針」に分けて具体的な方針を述べています。
私と異なる考えもありますが、参考になる考えもあり、一読する価値はありますね。
これから米中伯仲時代を迎えるのは確実でしょうから、米国一辺倒な外交でなく、対中国、対韓国を含む全方位的外交も行っていくことが必要です。
果たして米国一辺倒な外交から脱却して、将来の日本の進路を正しい方向に導く政権を選ぶことができるのか、有権者のレベルが問われていますね。
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経済覇権とは経済力で圧倒的な優位性を持つ国をいい、通常軍事覇権と同一の国になる。
この本では、経済覇権国である米国とこれを追う中国に焦点を当てて、日本の進路についても記述しています。
先ず、「経済覇権とは何か」について述べ、その後「覇権衰退は混乱をもたらすか」「戦後国際経済秩序の誕生」「通商体制の変遷」「通貨・金融体制の変遷」「世界金融・経済危機」「中国の台頭と共同覇権」「米中は逆転するのか」「日本の進路」について分かりやすく書かれています。
これから米中伯仲時代を迎えると、日本が米中にどのように対応していくのかが問題となってきます。
著者は、「日本が独自に採用すべき方針」「対米での方針」「対中での方針」に分けて具体的な方針を述べています。
私と異なる考えもありますが、参考になる考えもあり、一読する価値はありますね。
これから米中伯仲時代を迎えるのは確実でしょうから、米国一辺倒な外交でなく、対中国、対韓国を含む全方位的外交も行っていくことが必要です。
果たして米国一辺倒な外交から脱却して、将来の日本の進路を正しい方向に導く政権を選ぶことができるのか、有権者のレベルが問われていますね。
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