熟年新米弁理士のひとり言

平成18年に59歳で弁理士試験に合格した企業内弁理士です。弁理士試験、企業での知的財産業務について、気軽にお話します。

弁理士会員研修

2008-04-18 23:17:05 | Weblog
弁理士会とAIPLAとの共催コンファレンスに参加してきました。

会場は弁理士会館大会議室です。
講演開始時間の15分前に会場に着きましたが、もうすでに満席状態です。
何とか空席を探して着席しましたが、過去の研修でこのような満席状態は経験したことがありません。

資料の最初の頁をみると、今回のコンファレンスは、4月1日からスタートした継続研修制度の選択3単位が認定される最初の研修だそうです。

単位が認定されるのと、最初の認定対象研修という記念研修的位置づけが影響したのでしょうか。
これからの認定対象研修は、満席状態になることが予想されます。
覚悟して参加しましょう。

司会者が弁理士会会長の開会の挨拶を忘れるというハプニングでコンファレンスがスタートしました。

このコンファレンスは、盛り沢山の内容の割には講演時間が短いためか、説明は概略程度でした。

今回のコンファレンスの収穫は、詳細な資料が入手できたことと、英語のヒアリングの練習ができたことでしょうか。

今回のコンファレンスは、米国特許制度・判例・施行規則等の最新情報をコンパクトに纏めて報告されたもので、大変参考になりました。

今後、米国だけでなく、ヨーロッパ・中国・韓国・東南アジア等の特許最新情報についての研修が開催されることを期待しています。


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昭和の香り

2008-04-17 11:27:02 | Weblog
最近のニュースで、大阪「くいだおれ」が閉店することが話題になっています。
まさに昭和の代表的な名物が消えていく感じがして、寂しい限りです。

今朝の報道番組で、東京・上野のレストラン「聚楽台」が閉店することを伝えていました。
「聚楽台」閉店のニュースは、私にとって大変ショックでした。

大阪の「くいだおれ」は、一度利用したことがある程度で、それほどの親しみはありませんでしたが、「聚楽台」は、青春時代に遊びまくった上野のシンボル的存在で、私の青春の1ページです。

「聚楽台」の近くに行くと、当時、珍しかった「オムライス」「ナポリタン」の香りが漂っており、いつか食事をしたいと思っていたことを懐かしく思い出します。

まさに「昭和の香り」です。
あの「聚楽台」が閉店するとは。
今でも、高校時代の親友と待ち合わせをする場所は、「聚楽台」の近くの「喫茶店」です。
また一つ昭和の名物が消えていくのかと寂しくなっている今日この頃です。



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講演会

2008-04-16 20:53:04 | Weblog
先日のブログで「職務発明の対価」についての講演の依頼があったことを書きましたが、本日、別のセミナー会社から「ノウハウ保護と特許出願戦略」についての講演依頼ありました。

講演日は6月中旬で、開催場所は大阪だそうです。
交通費、宿泊費が別途もらえる、京都が近いので観光もできる等の好条件のため、早速引き受ける旨の連絡をしました。

このセミナー会社からは、同じ題名で論文作成依頼があり、先月刊行された技術論文誌に掲載されました。
この論文がご縁となり、今回の講演依頼があったものと思われます。

このようなご縁は大歓迎です。
受講者の皆様に「実務に役に立った」と思ってもらえるような講演にしたいと考えています。



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刑事訴訟法

2008-04-14 20:12:51 | Weblog
司法試験基礎講座「刑事訴訟法」の講義が始まりました。

刑事訴訟法は、基礎講座の最終講義科目です。
昨年5月に始まった基礎講座も、もう1年近くになりました。
振り返ってみると長いようで短い基礎講座でした。

民法・憲法・刑法・商法・民事訴訟法・刑事訴訟法の6科目を1年間、合計93回、273時間の長丁場でしたが、講師の熱心さとユーモア溢れる講義に時間が経つのを忘れるほどでした。

感傷に耽っている時間はありません。
何しろ、5月11日が短答試験ですからね。

基礎講座と並行して短答試験の勉強をしており、民法の過去問が終わり、現在刑法の過去問を解いています。
憲法の過去問が残っていますが、1回目の短答模試(4月27日)までには、終わらせることができそうです。

体調に留意しながら、あと1ヶ月乗り切っていきます。
試験が終わったら、箱根へ1泊旅行に行く予定です。
その日を楽しみに、頑張りましょう。



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セミナー講師

2008-04-13 16:18:32 | Weblog
セミナー会社から講演の依頼がありました。

この会社のセミナーで、過去4回講師を務めています。
「技術者知財教育」「知財担当者の人材育成」「コンピテンシーマネージメントによる知財人材育成」「ノウハウ保護と特許出願戦略」のテーマで講演をしました。

今回のテーマは、「職務発明の対価」です。
企業勤務時代に、特許法35条改正に伴う「職務発明規程の改正」「従業員への説明」等を責任者として行ってきましたので、このテーマは、理論的、実務的にかなり掘り下げた講演ができる自信があります。

講演が開催されるのは、2~3ヶ月先のことなので、準備期間は十分あります。
参加者に喜ばれる講演会にしたいと考えています。
このテーマに関連する論文も作成する予定ですので、その準備にもなります。

最新の判例・学説の説明と、企業において職務発明規程を作成する際の留意点等をお話したいと考えています。

多くの方が参加して頂けると良いのですが。



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敬老の心

2008-04-12 16:32:03 | Weblog
先日、バスに乗っていたときのこと、座席は全部埋まり、何人かの人が立っていました。

私がバスの昇降口から入ったとき、私の前に高齢の女性がいましたが、誰も席を譲ろうとしません。

運動着を着た中学生らしい2人が席に座っていたので、席を譲るようにと言おうとしたところ、他の席の男性が譲ってくれました。

この中学生らしき2人(特にその中の一人)の非常識さには呆れるばかりです。
席を譲らないだけでなく、大声で話、バッグの中からパンを取り出して食べ始めました。
しばらくすると、外を歩いている身障者の人を見て、面白がっていました。

敬老の心だけでなく、身体が不自由な人に対する思いやりも全くありません。
このような中学生が大人になった社会を想像すると、寒気がしてきます。

核家族が原因なのか、道徳教育がなされないためか、地域社会の崩壊・家庭教育が行われていないためなのか、真の原因は分かりません。

ちなみに、この中学生の運動着の腕の部分に「葛飾新宿 籠球部」の文字がありました。
少なくとも、自分達の所属するグループの恥にならないような行動をすることが求められます(もっともこの中学生には、理解できないでしょうが)。

同じ日に自宅に帰るためにバスに乗ったところ、座席が全て埋まっていて、何となく嫌な感じがしました。
どう見てもヤンキーらしい格好の2人が座席に座って話しています。
そこにお年寄りが2人、バスに乗ってきました。
すると、その2人、お年寄りに席を譲りました。

人を外見で判断してはいけませんね。
まじめそうな中学生とヤンキーらしき青年、人間としての価値が高いのは、後者の方です。
この中学生に猛反省を望みます。



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技術立国

2008-04-10 15:45:46 | Weblog
NHKクローズアップ現代で、2回にわたり「グローバル競争時代 揺れる“技術立国」を放送していました。

1回目は、熾烈さを増す人材獲得競争の現場を見ながら、企業の形まで変えつつある日本の会社の動きを追ったものです。

これまで日本人の優秀な人材によって高い技術開発力を維持してきた大手メーカーの中に、今後の担い手を外国人にシフトする企業が相次いでいます。

私が勤務していた企業でも、中国人技術者を数多く採用していました。
当時、研究開発の現場から離れて知財部門で仕事をしていましたが、このままでは研究開発の空洞化になるのではと、心配していたことを思い出しました。

工場部門の海外移転に続いて、研究開発部門の海外移転となるわけですから、製造部門の空洞化に加えて研究会部門の空洞化が進行していることになります。

そうすると、日本に残るのは何でしょうか?
農業・漁業は崩壊状態、サービス業・金融業に活路を見出すのでしょうか。

技術立国の再現を願いながら、1回目の放送を見ていました。


2回目は、人材を輩出する側の大学に焦点をあてたものです。
世界の大企業が最も注目する大学のひとつが、中国の理系最高峰、北京の清華大学です。

訪れたものをまず驚かせるのが、充実した実験などの設備です。
企業から多額の寄付を引き出し、人材育成に欠かせない高度な機器の購入や施設の建設を次々行っています。
協力企業とは共同の開発センターを作り、実際の新製品開発も行っており、「清華方式」とも呼ばれています。

清華大学と比較して、日本の大学は大きく遅れをとっています。
独立行政法人化したあとも、資金不足は相変わらずで、企業との協力関係による研究・教育環境の整備は、中国に及ぶべくもありません。
東京工業大学などで始まった新たな取り組みなども追い、清華大学とも対比させながら、日本の課題を明らかにしていみます。

私も、「清華方式」には驚かされました。
この方式は、日本の大学にも参考になることが多いと思います。

東京工業大学の新たな取り組みが成果を挙げることを期待し、意欲的な番組を作成した番組スタッフに感謝しながら、番組のエンデイングを迎えました。

クローズアップ現代は、このような意欲的な特集が多い良い番組です。
これなら、受信料を払っていても文句はありません。



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特許コンサルタント

2008-04-08 17:46:03 | Weblog
ある企業から特許コンサルタントの依頼がありました。

どのようなコンサルティングができるのか、現状を見てから提案して欲しいという企業の依頼に応えて、お伺いすることにしました。

初めての企業なので、渋谷で待ち合わせてお伺いすることにしました。
待ち合わせ場所は、渋谷駅「ハチ公前」です。
定番の待ち合わせ場所ですね。





思わず写真を撮ってしまいました。
何でも、「忠犬ハチ公」がアメリカで映画化されるそうです。
いい話に国境はありません。


渋谷駅前のスクランブル交差点、相変わらず混雑しています。





企業にお伺いして、特許検討会に参加させていただきました。
お話を聞かせていただくと、特許法の知識はそれほどないものの、技術内容の説明・自分の工夫した点についての説明資料は、良く纏まっています。
これなら、かなり有効なコンサルティングができそうです。

3時間程度の検討会が終了し、具体的なコンサルティング項目について議論した後、企業責任者からコンサルティング項目・期間・報酬等について後日打ち合わせを持ちたいという提案がありました。

具体的な内容について合意できた段階で、契約を締結することになります。
本格的なコンサルティングは初めてなので、期待と不安が入り混じっていますが、徐々に期待が大きくなってきました。




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利尻島

2008-04-07 18:34:39 | Weblog
礼文島から定期船で利尻島に渡りました。



利尻島といえば利尻富士。
夏でも山の周囲に雲や霧がかかり、まともに見えることが少ないとのことでしたが、風が強かったためか、雲が一気に移動して山頂まで良く見えました。

スイスかニュージーランドかと、見間違うほどの美しさです。




利尻港と利尻富士。
右手のビルが宿泊した、利尻富士観光ホテルです。
ホテルの部屋からも利尻富士を堪能することができました。




オタトマリ沼です。
沼の水面に氷が張っています。
さすが北海道、寒さが違います。




氷が張っている水面まで続く雪の道。
北海道はまだ冬です。

小ネタを少し。
北海道には季節が6つあるそうです。
春・夏・秋と初冬・寒中・残冬です。
4月は残冬だそうです。


桜の季節から雪の北海道へ、季節が2~3ヶ月戻った感じでした。




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礼文島

2008-04-06 23:37:17 | Weblog
北海道2日目は、礼文島観光です。

朝5時30分に朝食を取り、稚内港を6時50分に出港する定期船(観光船ではありません)で礼文島に渡りました。
まるで合宿みたいな早朝始動です。

この時期は、観光客も一般客も少ないため、私達のツアー客44名と一般客4、5名の貸切状態です(ちなみに乗船人数は、600名弱です)。
広い2等船室をユッタリと一人占めして、快適な船旅です。

礼文島に到着して島内観光ですが、なにせ狭い島内のこと、ゆったりとしたスケジュールです。
参加者の大半が、私よりも年上の方達なので、このようなゆったり観光がよいのでしょうね。

先ず、奇岩見学です。



猫台・桃台・展望台です。
この名前は、奇岩からきています。




猫岩です。
写真中央の岩ですが、猫に見えますかね。




桃岩です。
なんとなく桃に見えてきますね。




展望台から見た、礼文島の海岸です。
素朴な礼文島の海岸線です。


奇岩風景を楽しんだ後は、昼食です。



昼食は、地元の魚業組合が経営する食堂で、船盛り定食をいただきました。
新鮮な魚介類が沢山盛り付けられていて、大満足な昼食でした。


昼食後、次の観光場所スコトン岬に行きました。



日本最北限の岬です。
宗谷岬が日本最北端、スコトン岬が日本最北限、違いが良くわかりませんが、宗谷岬が北海道本島の北限、スコトン岬が日本最北の島の北限、ということでしょうか。




「この下民家あり」の立て看板、下を見てみると民宿がありました。
確かに、岬の上から下を覗き込まないと民宿があることが分かりません。
観光客が石を投げたのかもしれませんね。


これで礼文島観光を終了し、利尻島に定期船で渡ります。
礼文島、利尻島間は、40分の船旅で、やはり貸切状態でした。

明日は、利尻島観光です。



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