熟年新米弁理士のひとり言

平成18年に59歳で弁理士試験に合格した企業内弁理士です。弁理士試験、企業での知的財産業務について、気軽にお話します。

短答試験前日

2008-05-17 15:42:06 | Weblog
弁理士短答試験が明日行われますね。

私は、先週の日曜日に司法試験の短答試験を受験しましたので、今、気が抜けた状態ですが、弁理士試験受験生の方は最後の追い込みでブログを見ている暇もありませんね。

私の弁理士受験時代を思い出してみると、受験当初は、本試験前日の夜遅くまで勉強して、眠い目を擦りながら受験会場に行っていました。
この頃の短答試験の成績は今一つで、合格基準点ギリギリで合格するか、涙を呑むかという状態でした。
結局、本試験当日に集中力が落ちていたのだと思います。

合格2年前からは、従来の勉強方法を変更し、本試験3日前から夜遅くまで勉強することは止めて、タップリ睡眠時間を確保することに努め、体力と集中力のピークを本試験当日に合わせるように工夫しました。

この変更が成功したのか、合格基準点より8点以上高い点数で合格することができました。
このくらい高い点数だと、短答試験合格発表前に論文試験の勉強に安心して集中でき、論文の成績も向上したのだと思います。

私の経験から、試験前日の夜に知識を詰め込むよりも、早く床に入り、睡眠をタップリとって本試験に臨んだ方が良い結果が得られると思います。

受験生の皆様の合格をお祈りしています。



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民法補講

2008-05-16 20:52:32 | Weblog
司法試験基礎講座の民法補講を受けてきました。

民法講義で積み残した、事務管理・不当利得・不法行為・多数当事者の債権債務等を2回に亘り講義を受けました。

事務管理は、特許実務との関連はほとんどないと思いますが、不当利得・不法行為・多数当事者の債権債務は、程度の差はありますが関係があります。

今回の講義で、事務管理・不当利得・不法行為・多数当事者の債権債務について不確かなところを確認することができました。

基礎講座を受講しただけでは、当然のことですが、司法試験に合格することはできません。
特に旧司法試験の短答試験は、落とすための試験であることから、正確な知識、それも詳細な規定、判例の理解が必要です(暗記と言った方がよいかもしれません)。

基礎講座も民事訴訟法の2回の補講で完全に終了となります。
「やっと終わりか」という気持ちと、「寂しくなるな~」という気持ちとが交錯しています。

1年間の基礎講座を受講して、法律知識は確実に向上したと思います。
あとは、この知識を試験合格に向けてブラッシュ・アップしていくだけです。



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早稲田大学社会学部

2008-05-15 22:31:43 | Weblog
2009年4月、早稲田大学社会科学部は、従来の昼夜開講制から昼間部に移行するそうです。

早稲田大学社会科学部は、1988年から社会人学士入学制度を導入し、生涯学習機関としての役割を担うとともに、昼夜の区別なく授業を任意に選択できる昼夜開講制をとり、原則として3時限(13:00~14:30)以降を授業時間帯として、社会人のリカレント教育に熱心な大学として有名でした。

私も学部は異なりますが、社会人入試制度を利用して、法学研究科修士課程に2年間お世話になりました。

この開かれた社会学部が、昼夜開講制から昼間部に移行することになりました。
昼間時間帯の授業選択者の増加傾向が見られ、また、現在検討中の大幅なカリキュラム改革(後述)を実現するためには、1時限(9:00~10:30)からの開講が必須だというのが、その理由だそうです。

諸々の事情から止むを得ない判断だと思いますが、社会人にとっては門戸が狭まるという感じは否めません。
早稲田大学以外にも昼夜開講制から昼間部性へ移行する大学がかなりあるそうです。

各大学の努力だけでは如何ともしがたいのが現実です。

生涯学習制度の充実を図る対策が望まれます。



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エッシャー

2008-05-14 22:09:42 | Weblog
司法試験の短答試験が終わったので、勉強部屋を整理していたところ、懐かしい本が目に付きました。

「エッシャーに魅せられた男たち」という本です。
2年ほど前に、渋谷BUNKAMURAザ・ミュージアムで開催された「スーパーエッシャー展」を見に行き、その会場で購入した本です。

皆さんご存知のように、「マウリッツ・コルネリス・エッシャー」は、ウッドカット、リトグラフ、メゾティントなどの版画製作でよく知られたオランダの画家(版画家)です。
建築不可能な構造物や、無限を有限のなかに閉じ込めたもの、平面を次々と変化するパターンで埋め尽くしたもの、など非常に独創的な作品を作り上げました。

エッシャー作品は、トリックアート・だまし絵と言われていますが、私が展覧会で見た作品は、絵画というよりも精巧な設計図という感じでした。
細かい多数の線で構成された作品は、実に見事な設計図的な絵画です。

この本の解説を、羽生善治さんが書いています。
羽生さんがエッシャーファンとは知りませんでした。
エッシャーの精巧な版画と羽生さんの精密機械のような将棋との間に、何か共通点があるのでしょうか。
興味深いですね。

時々部屋を片付けてみるのもいいですね。
忘れていた思い出を発見できるかもしれません。


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司法試験基礎講座

2008-05-13 21:41:21 | Weblog
司法試験基礎講座の最終講義、刑事訴訟法の講義を受講しました。

昨年5月に基礎講座の受講を開始してから1年間、かなりハードなスケジュールでしたが、なんとか終了することができました。
民法と民事訴訟法の補講が各2回ありますが、本日の講義で一応講座終了ということになります。
最後に、講師から「司法試験は難関な試験ですが、挑戦し甲斐のある試験です。決して諦めずに最後まで努力して、栄冠を勝ち取って下さい」という激励の言葉がありました。

民法から始まり、憲法・刑法・商法・民事訴訟法・刑事訴訟法と続く講義で、知識の獲得だけでなく、法的な思考方法を身につけることができ、実務の裏話、試験勉強方法等、大変役に立つ講義でした。

熱心に講義をしていただいた講師の熱意に応えるためにも、司法試験合格の栄冠を勝ち取りたいものです。



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特許コンサルティング

2008-05-12 23:41:48 | Weblog
特許コンサルタントを依頼されている某企業との間で基本契約が締結されました。

来週から具体的なコンサルティングを開始します。
今回のコンサルティングは、特許戦略・特許出願・他社対応・特許教育・職務発明規程等、企業の特許活動全般に亘る広範囲なものです。
企業の期待の大きさがヒシヒシと伝わってきますので、期待に応えられるように頑張ることにします。

この企業は、東京だけでなく、大阪、名古屋にも事業所がありますので、出張の機会も増えそうです。

この企業の主要ビジネス分野も、私にとっては未経験の分野ですので、早速勉強しなければいけません。
いろいろとやることが多く大変ですが、それだけやり甲斐があるということでしょう。

無理をしないで、小さなことからコツコツと頑張ることにします。



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短答本試験

2008-05-11 21:56:37 | Weblog
いよいよ司法試験の短答本試験受験日となりました。

試験場は、中央大学理工学部校舎です。
「地下鉄丸の内線 後楽園駅」で下車して徒歩5分とアクセスの良いところにあります。

大学の校内に入ると、弁理士試験受験時代の感覚がよみがえってきて、懐かしくなりました。
校舎に入ると多くの受験者が教室の外の廊下・階段に座って勉強しています。
何で教室に入らないのか?と不思議に思い、教室のドアを開けると、試験官から「まだ入らないで下さい」と注意されました。

あわてて受験票に記載されている時間割を見てみると、

・試験場集合時刻 12時30分
・試験室入室時刻 12時50分
・試験開始時刻  13時30分

この時間割を見て、試験室に12時50分までに入室しなければいけないと、勘違いしていました。
あれだけ多くの人が教室の外で待機していて、皆さん口々に「何で教室に入れないのか?」「何時まで待つのか?」と言っているところから判断すると、私と同じように勘違いしていたものと思われます。

確か、弁理士試験の場合、もう少し分かり易く記載されていたように記憶しています。
試験室に入室すると、試験官が突然「13時をすぎると教室から出ることはできません」と言いました。
あわててトイレに行こうと立ち上がると、試験官から「手を挙げて試験官に断って下さい」のご注意。

受験者の多くの人が一斉に手を挙げました。
このあたりも弁理士試験と違いますね(弁理士試験のときは、試験官が「トイレに行く方は試験開始時間までに戻ってきてください」といっていました)。

弁理士試験と比較して司法試験は、融通の利かない試験官が多いようです。

さて、肝心の試験の出来映えはと言うと、正直あまり出来がよくありません。
来年に期待することになりそうです。




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短答試験前日

2008-05-10 21:34:12 | Weblog
司法試験短答試験前日です。

いつものようにコミセン学習室へ行くと、駐車場が満車です。
しかたないので、少し遠い第2のコミセンへ行きました。
自宅から車で10分程の距離のところに、3つのコミセンがあり、それらの学習室を試験勉強等に利用させていただいています。

一番近くて新しいコミセンを普段使用して、そのコミセンが休館または駐車場が満車のときは、他の2つのコミセンを利用することにしています。

今日は、二番目に近いコミセンの学習室を利用することにしました。
このコミセンは、少々古く、学習机は木製です。





このようなコミセンが自宅近くにあるのは恵まれています。
集中して勉強ができるので、効率的な勉強ができます。

明日は本試験なので、弁理士試験のときと同様に、早めに勉強を切り上げて、タップリと睡眠をとることにします。

お休みなさい。




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靴戻る

2008-05-09 20:04:16 | Weblog
先日、コミセンで勉強をして帰る際に、履物棚を見ると、何と私の靴がありません。

5年以上コミセンを利用していますが、こんなことは初めてです。
管理の男性2名に、事情を説明して、探してもらうことにしました。

管理の男性は、皆さん定年退職後に働いている方達で、かなり個性的な方がいます。

1名の方は、勤務して1年未満で、まだ慣れていないとのことでしたが、大変丁寧で親切な方です。
年下の私に対しても丁寧な対応をしていただきました。
靴を探している経過について、「まだ見つからないのですよ。申し訳ありませんが、今しばらくお待ち下さい」という電話連絡をいただき、大変恐縮してしまいました。

結局、2日後に無事靴が戻ってきました。
靴が戻ってきたので、これ以上詮索することはしませんでしたが、一つ気になることがありました。

管理の男性のもう一人の方、かなりベテランらしいのですが、態度が横柄です。
私の靴が見当たらないと伝えたところ、「よくあるんですよ。そのへんの適当な靴を選んで履いて帰って下さい」とのこと。
「あの~。私は靴を探して欲しいのですが」と言うと、その方が一言、「探しても無駄ですよ。いい靴は履いてこないことですね」


あまりに無責任な一言に、翌日、紛失届けを提出しました。
さすがに、この紛失届けには驚いたらしく、それ以降、何も言わなくなりました。

定年退職後の仕事とはいえ、このような無責任な仕事はしたくありませんね。

「人の振り見て我が振り直せ」
クライアントから喜ばれる仕事をしたいものです。



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特許コンサルティング

2008-05-09 00:50:36 | Weblog
某企業と特許コンサルティングの基本契約を締結することになりました。

正式な契約は、クライアント企業の稟議後になりますが、契約内容・報酬等、大きな相違はありませんので、来週中には締結することになりそうです。

クライアント企業の特許戦略を含む、特許全般に亘るコンサルティングは初めてなので、楽しみ半分、不安半分というところでしょうか。

来週、具体的なコンサルティング内容を提案する予定です。
クライアントの知的資産経営に役立つコンサルティングができればいいのですが。
あまり背伸びせずに自然体でいくことにします。

5月11日の司法試験の短答試験が終了すれば、時間が確保できますので、コンサルティング提案資料の作成に取り掛かります。

それから、6月中旬に大阪で開催される講演会の資料も作成しなければいけません。

忙しくなりそうです。
嬉しい悲鳴ですね。



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