弁理士会特許委員会公開フォーラムに参加してきました。
会場はニッショーホールです。
公開フォーラムのプログラムは、「平成21年4月1日から施行される平成20年改正特許法の実務」「良い明細書の書き方への提言」「日米欧各国出願における記載要件の判断事例」「PCTに関する国際会議の報告」「PLTに関する国際会議の報告」「PLT加入に向けた検討結果の報告」「権利行使の際における特許権の安定性に関する特許制度の在り方」「最高裁判例を踏まえた訂正実務の変更」です。
どの報告も参考になりました。
ここで面白いことを発見。
先日、早稲田大学RCLIPで研究報告された内容と同じテーマがありました。
「権利行使の際における特許権の安定性に関する特許制度の在り方」です。
RCLIPでの報告は、学者候補生が教授の指導のもとに報告しているので、それなりに特許権者と被疑侵害者・第三者とのバランスが慎重に衡量されており、根拠もかなり明確です。
これに対して、特許委員会の報告は、業界団体の研究報告という側面があるためか、特許権者の立場に立っているように思われます。
また、根拠も少し弱いと思われます(法的観点からの理由づけが弱い)。
弁理士会の知的財産研究所等の研究報告のように、学者が中心になって報告書をまとめたものは安心して読めますが、それ以外は、少し慎重に読んだ方が良いのかもしれません。
もっとも報告の中には、実務に役立つもの等が多いので、弁理士業務に役立つことは間違いありません。
今後の特許委員会の活躍に期待しています。
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日記@BlogRanking
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公開フォーラムのプログラムは、「平成21年4月1日から施行される平成20年改正特許法の実務」「良い明細書の書き方への提言」「日米欧各国出願における記載要件の判断事例」「PCTに関する国際会議の報告」「PLTに関する国際会議の報告」「PLT加入に向けた検討結果の報告」「権利行使の際における特許権の安定性に関する特許制度の在り方」「最高裁判例を踏まえた訂正実務の変更」です。
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先日、早稲田大学RCLIPで研究報告された内容と同じテーマがありました。
「権利行使の際における特許権の安定性に関する特許制度の在り方」です。
RCLIPでの報告は、学者候補生が教授の指導のもとに報告しているので、それなりに特許権者と被疑侵害者・第三者とのバランスが慎重に衡量されており、根拠もかなり明確です。
これに対して、特許委員会の報告は、業界団体の研究報告という側面があるためか、特許権者の立場に立っているように思われます。
また、根拠も少し弱いと思われます(法的観点からの理由づけが弱い)。
弁理士会の知的財産研究所等の研究報告のように、学者が中心になって報告書をまとめたものは安心して読めますが、それ以外は、少し慎重に読んだ方が良いのかもしれません。
もっとも報告の中には、実務に役立つもの等が多いので、弁理士業務に役立つことは間違いありません。
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