熟年新米弁理士のひとり言

平成18年に59歳で弁理士試験に合格した企業内弁理士です。弁理士試験、企業での知的財産業務について、気軽にお話します。

吉行あぐり

2010-03-10 22:15:34 | Weblog
「吉行あぐり 102歳のことば」を読みました。

吉行あぐりさんは、1907年7月10日に岡山県岡山市に生まれました。
職業は美容師ですが、吉行淳之介(小説家)、吉行和子(女優)、吉行理恵(詩人、小説家)の母としても知られています。

吉行あぐりさんの名前が全国的に知られたのは、1997年度上半期(4月 - 9月放送)NHK連続テレビ小説「あぐり」のモデルになってからでしょう。
このテレビ小説は、彼女自身の半生記『梅桃(ゆすらうめ)が実るとき』が原作となっています。

「吉行あぐり 102歳のことば」は、吉行あぐりさんの珠玉の言葉を選んで、そのエピソードとともに記したものです。

流石に、102歳の方の言葉は含蓄がありますね。

この本を読んでいて、吉行あぐりさんの考え方と私の考え方が良く似ていることに驚いています。

「こだわらない、いやなことがあってもすぐに忘れる、そのように生きてきました。」
 ⇒ 私もこのように生きています。

「頭の体操をし、終着駅まで自分の力で歩いてゆけますようにと、心がけています。」
 ⇒ 生涯現役を目標としている点も私と同じ考えです。

「新しい体験をすると寿命が75日延びるというのは本当ね。」
 ⇒ 何事にも興味深々の私です。

「身老未心老」身は老いても心は老いず。このことば素敵でしょう。
 ⇒ 本当に良い言葉です。

「食べることが健康のもと。90歳を過ぎてそれがわかりました。」
 ⇒ 私も現地の料理を楽しむ旅が大好きです。

「人生って、生きている限り、なにが起こるかわからないものです。」
 ⇒ いつまでもわくわくして生きたいですね。

「親は親、子どもは子どもの人生を生きて、その結果、仲良くやっていけるのがしあわせな関係だと思っています。」
 ⇒ 付かず離れず、適当な距離を置いて付き合っていく。親子関係だけでなく、全ての関係についても言えそうです。

これ以外にも多くの感動する言葉があります。

人生を楽しく生きる手引書として参考になる本です。




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花粉症? 風邪?

2010-03-07 21:56:08 | Weblog
花粉症から逃れるために、沖縄に滞在していましたが、花粉の飛散時期が例年より遅くなり、沖縄滞在から帰ってきてから、本格的な花粉症の時期になったようです。

沖縄滞在から帰ってきて1週間ほどたったころから、花粉症の症状である、クシャミ、鼻づまり、目のかゆみ、せきが出てきました。

外出時にマスクを着用して、花粉症の時期が過ぎるのを待つことにしましたが、症状が一向に改善しません。

花粉症の症状と風邪の症状は良く似ていて区別がつきにくいので、念のために内科を受診したところ、「まあ~、大したことはありません。風邪の症状も、花粉症の症状も出ているので、お薬を出しておきます。」と診断され、何と7種類の薬を出されました。

私が症状を細かく言ったので、その症状に合わせて薬を調合したのでしょうが、それにしても多いですね。
これでは医療費が高くなるのも無理のないことです。

これらの薬を飲み始めて3日目になり、症状がかなり改善されてきました。
薬のためか、それとも自然治癒力のためか、どちらかは分かりませんが、症状が改善して良かったです。

体調が今一つの状態であった3日間は、受験勉強も中断していましたが、明日から再開できそうです。

遅れた分を取り返さなければいけません。

焦らず、着実に進むことにしましょう。




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沖縄懐かしい~

2010-03-05 19:17:41 | Weblog
沖縄滞在から帰ってきて、例年より遅い花粉症の症状に悩まされています。

沖縄には、杉花粉症の心配がありませんから、実に快適でした。

沖縄らしさを思い出してみることにします。

先ず、首里城公園を裏街道から目指しているときに見つけた看板です。




これぞ沖縄の注意書きです。


次に泊港に行く途中に目に入ったものです。



沖縄が中国・台湾の影響を大きく受けている事が分かります。





手書き感がたまらないですね。



泊港にある「まぐろ食堂」内に掲示されていました。



私は、人生の花に足を踏み入れたところですね。
人生を謳歌しないといけません。


最後に、市場本通りで見つけた沖縄名物です。




流石に買い求めている人はいませんでした。



こうしてみると、沖縄の不思議な魅力が感じられて、また訪れたくなりました。

来年まで我慢しますか。



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知財シンポジウム

2010-03-04 21:15:23 | Weblog
第9回JIPA知財シンポジウムに参加しました。

会場は、東京国際フォーラムです。
13時開会ということで、会場近くで昼食をとることにしました。

ある食堂で、「サービス丼 500円」 というワンコインメニューを見つけて、早速お店の中に、和食がメインのお店なので、サービス丼も当然和食だろうと思っていました。
「サービス丼」が運ばれてきました。
お盆の上にサービス丼、味噌汁、漬物。
まあ和食ですね。

でも、サービス丼を見てみると、何だか、どこかで見たような感じがします。
一口食べてみると、やはり「かつカレー」でした。

和食のお店なので、かつカレーも丼に入っているのですね。
納得です。

昼食の話は、これ位にして、シンポジウムの内容についてお話します。

シンポジウムは、2部構成で、第1部は、基調論談「経済危機後の経営環境変化と新たなビジネスモデル」というタイトルで、電気・自動車・材料メーカーの経営者がパネリストとして登場します。

第2部は、パネルディスカッション「経営環境変化に応じた取り組みと経営層のインターリレーション」というタイトルで、各企業の知財部門の方が自社の取り組みを語りました。

第1部、第2部ともに、かなり参考となる内容でした。
特に、第1部の電気メーカーの方のお話からは、ビジネスモデル構築の重要性が理解できました。
垂直統合型で知財囲みこみ戦略を得意としていた日本企業が、水平分業型のビジネスモデルへの転換が遅れ、世界市場の占有率が大きく低下した現実を見事に解析していました。

水平分業型のビジネスモデルを有効に活かす知財戦略が必要となります。

韓国企業、台湾企業、DELL、TI等の知財戦略の分析が必要ですね。

先進的な企業では、水平分業型に続くビジネスモデルの検討も始まっているのでしょうね。

成功体験に満足していては、ゆで蛙になる恐れがあります。

常に変化ですね。



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河津桜

2010-03-03 17:28:17 | Weblog
河津桜を見に行ってきました。

といっても伊豆に出かけたのではありません。

私の生まれ故郷、葛飾の実家へ所要があって帰った時に、私が卒業した小学校の近くの公園に咲いているとの情報を得て、桜見物に出かけました。

確かに河津桜です。




こんな小さな公園に誰が植えたのでしょうか、4~5本の河津桜が美しい花を咲かせていました。











桜の花が咲いているのを見ていると、「もう春だな~」と、気分がウキウキしてきます。

今月末か来月初めには、桜の花が満開になるでしょう。

春は、もうそこまで来ています。



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弁理士研修

2010-03-02 21:39:46 | Weblog
日本弁理士会関東支部が主催する研修会「医療発明の審査基準改定と再生医療技術」に参加してきました。

研修内容が専門的で義務研修の対象でないことから、参加者は少ないのではと予想していましたが、予想に反してかなりの人数でした。
これほど医療関係に興味がある弁理士が多いとは意外でした。

「先端医療分野における特許保護の在り方」について、医療分野における特許保護の現状、今後のあり方(審査基準における特許対象の明確化・特許対象の見直し・先端医療特許取得への支援等)を分かりやすく説明していただきました。
時間の関係上、物足りない部分もありましたが、概ね満足できた講演でした。

医療分野における特許保護については、かなり議論のあるところです。
すなわち、現在のように、いわゆる医療行為を「産業上の利用可能性がない」という理由で拒絶するという「入り口規制」的な取り扱いは、かなり無理筋で、法改正の必要性を唱える論者が多いのも頷けます。

講師も指摘していましたが、医療分野における特許保護についての明確な理由が明らかにされていないので、不都合な点が出てきたときに審査基準を改定するという、継ぎ接ぎ的な対応をしているのが現状です。

やはり医療行為についても特許の対象として、医師等が行う医療行為には特許権の効力が及ばない旨の規定を設けるという、「出口規制」の方が良いのでは思います。

先端医療分野における特許保護の現状と今後の在り方の概略が理解でき、収穫の多い研修でした。

今後、知財コンサルティングに活かしていきたいと思います。



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