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きょう、初生りの茄子を一個収穫した。恥ずかしい話だが、茄子の栽培の知識はほとんど持っていない。そこで、畑の隣人に聞いてみた。すると待っていたとばかり、詳しく教えてくれる。「初生りの枝があるでしょう。それが主茎です。そのわずか上に枝があると思いますが、それが副主茎です。私はこの枝を二本仕立てにして育てます。二本以外に伸びてくる枝は切り捨てます。また下の方で雨で土がはねるぐらいの葉はばい菌が入るもとになるのでとり除きます。」そう言いながら、隣人は茄子を支える支柱をしっかりと立てていた。
ズッキーニの黄色の花が畑を彩りはじめ、茄子は紫の高貴な花を咲かせている。勉強不足を反省して、ややどろなわだが茄子について勉強する。長花注花とは花の中央にあるオシベが脇で花粉をもつメシベより長い。これが正常なナスの花だという。花をよく観察して、オシベに比べてメシベが同等だったり、短かったりしているのは、成長に不足があるということだ。原因は水不足、肥料不足、そしてハダニなどの害虫の被害である、と解説している。
「秋茄子は嫁に食わすな」という諺があるくらいおいしいのだが、これにもいままで知らなかった秋茄子の管理法も書いてある。更新剪定を行う、ということだ。夏の日を受けて、茄子は大きな樹勢となるが、この枝を3分の2ぐらいに切りつめる。樹勢を小さくすると同時に根切りをしなければならない。こうした思い切った剪定を行うことで、本当においしい秋茄子が採れるということである。ことしは、この更新剪定に挑戦してみる。