常住坐臥

ブログを始めて10年。
老いと向き合って、皆さまと楽しむ記事を
書き続けます。タイトルも晴耕雨読改め常住坐臥。

積乱雲

2015年06月23日 | 雲の名


上空に寒気が入り、地表との温度差が40℃を越えると、上昇気流が起き積乱雲ができる。雲の頭は10000mにも達することがある。大部分は水滴の集まりであるが、頭付近は氷の結晶になっている。上昇気流による突風、水滴が落ちてくる豪雨、氷のところが落ちると霰、そして発雷が盛んである。山形も1時間ほど前に、雷が多発して、かなりの落雷あったもようである。写真は真っ黒な雷と雨を降らす去った空の風景だ。これから地上の温度が下がってくるので、発雷の可能性は少なくなったものと思われる。

日本に雨をもたらす梅雨前線はインドで発生する。この時期のインドの天候は不安定である。雨の降り方も気まぐれで、雨期が遅れれば旱魃となり、雨が多いと洪水が起きる。高温が続いて千人単位で人が死ぬ。経済もこの天候で左右されるので、モンスーン・ギャンブルなどというありがたくない言葉が生まれた。
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