この時期、室内を彩っていた花たちは今はない。シンビジュームも、カトレアもオンシジュームを、よくもこれほどと鉢いっぱいに花を咲かせて、その後は休止、もしくは枯れて行った。淋しい限りだが、花屋に行って買う気もなかなか起きない。今あるのは、誰かに貰ったクンシランのみである。昨年の暮から、花を開いているが、室温のせいか花茎が縮こまって伸びない。葉は大きく育って、年に2回ほど花が咲くが、このッ時期の花には、本来の美しさがない。いま、サボテンの鉢も室内に取り入れているが、花はもう少し先のようだ。それだけに、花をつけているクンシランは貴重な存在である。
君子蘭鉢を抱える力なし 阿部みどり女
昨日、大寒を迎えた。気温が少し緩んでいたか、この週末にはまた荒れ模様気候になるらしい。寒い、寒いと言っているうちに節分がくる。先週の山行は、荒れて中止になったが、月末からまた雪山トレッキングが始まる。新年の新しい山の季節を迎える前に、山の会の新年会が明日、詩吟の新宴会が29日と、今年もそろそろ新年会の打ち止めになる。