今年は、8月の低温で野菜はみな不調であった。そのなかで、一つだけ例外的に順調に育っているのが里芋である。雨が多いので、水分を好む里芋にとってはいい環境であるのかも知れない。そんななか、農園の地主から芋煮会の案内が来た。春から始まった野菜づくりも、これから秋、冬野菜へと向かうなか、区切りの収穫祭の意味合いもある。里芋を牛肉と煮る芋煮は、この地方の古くから伝わる野外料理だが、今では他県から来県する人たちをもてなす名物料理になっている。隣近所や職場の仲間、若者たちのグループが、川原に繰り出して、持参した鍋でいっぱいの芋煮を食べながら、酒を酌み交わす交流の場でもある。
今年は、8月の低温で野菜はみな不調であった。そのなかで、一つだけ例外的に順調に育っているのが里芋である。雨が多いので、水分を好む里芋にとってはいい環境であるのかも知れない。そんななか、農園の地主から芋煮会の案内が来た。春から始まった野菜づくりも、これから秋、冬野菜へと向かうなか、区切りの収穫祭の意味合いもある。里芋を牛肉と煮る芋煮は、この地方の古くから伝わる野外料理だが、今では他県から来県する人たちをもてなす名物料理になっている。隣近所や職場の仲間、若者たちのグループが、川原に繰り出して、持参した鍋でいっぱいの芋煮を食べながら、酒を酌み交わす交流の場でもある。