常住坐臥

ブログを始めて10年。
老いと向き合って、皆さまと楽しむ記事を
書き続けます。タイトルも晴耕雨読改め常住坐臥。

シュンギク

2019年07月09日 | 農作業

今日の収穫。インゲン少々、山の仲間のMさんから頂いた種が、蔓を伸ばし、花を咲かせやっと少しだけ収穫。すぐに味噌汁の具にして味わった。感動的なおいしさだ。トマト、今のところミニトマトだけがこれも少しだけ採れるようになった。ズッキーニ、こちらは順調に収量が増えてきている。少し目を離すと、大きなサイズになってしまう。一日おきに10本ほど収穫できる。キュウリ、ミニサイズを日に5、6本。生で、糠味噌につけて食卓に乗る機会が多い。ナス、今日普通のサイズ5個。ナツナ、先日疎抜きのミニサイズを味噌汁に、これも感動的なおいしさ。葉が大きくなってきたので、もうすぐたくさん収穫できる。

圧巻はシュンギク。先端に花を付けようとして、茎が次々に伸びてくる。一雨ごとに、ビニール袋にひとつ以上収穫している。ゴマ和えも頻繁に作ると飽きて来る。今日は、干しエビを入れてチジミを作る。100gのシュンギクで、大きなフライパンにひとつのチジミ。小麦粉との相性もよい。ビールのつまみに最高。バジル、これも先端を摘めば摘むほど、脇から茎が伸びてくる。バジルペイストにして、スパゲッティのソースや野菜スープの香りづけに最適。コマツナとホウレンソウの種を蒔く。このところの梅雨空で、芽が出て、食べられるようになるまでもう少し。今年は、野菜尽くしの食事が存分に楽しめる。

 

 

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向日葵

2019年07月09日 | 

夏が来ると、向日葵が咲き始める。北米の原産だが、16世紀にヨーロッパに渡り、太陽の花と呼ばれた。花の形から、人は太陽を連想したのであろう。花を観賞するより、実を炒って食用にし、油を取った。どの植物でもそうだが、若い蕾は太陽の方へ向きを変え、夜になると位置をもどす。向日葵の字をあてるのは、そんな習性によるものだ。向日葵畑で、太陽に背を向けて咲いているのを見て、名前に疑問を抱いたが、開花すると太陽を向くことはないという。

蕊のなかに種がびっしりとつき、その重さでとても太陽の向かって、向きを変えるどころではない。花が終わると、さらに重さを増して、地面に向かってお辞儀をする。種には、リノール酸、葉酸、ビタミン、鉄分、食物繊維、亜鉛、マグネシューム、カルシュームなどの栄養が含まれて、長寿や若返りの食品として知られている。まだ、我が家の娘たちが子供の頃、郊外の畑で、向日葵の種を採って食べていた。食べられると教えたわけでもないのに、本能的に食べられると判断したのだろうか。食べながら、美味しい、美味しいと言っていた。

向日葵がすきで狂ひて死にし画家 高浜 虚子

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