ねことわたしのやわらかな日々

17年一緒に暮らした愛猫を亡くしましたが、日々のささやかな幸せを、
手のひらで温めて暮らしています。

夏の終わりの信州旅行

2024年09月01日 16時02分42秒 | 旅行

台風がもたもたしている合間を縫って、

長野に2泊3日の旅行に行ってきました。

初日は小雨の中、初の黒部ダム。

これを人の手で作ったのかあ。

ただでさえ涼しいところなのに

台風の影響で19℃台と肌寒いくらい。

 

 

2日目はお天気にも恵まれたので、

念願の戸隠神社5社巡りをしました。

最初に訪れた宝光神社は階段がすごくて

早くも太ももとふくらはぎがパンパン。

5社全部これだったら無理かも、と

いきなり不安になりました。

 

 

すぐ近くの火ノ御子社の社殿横には

大きな夫婦杉がありました。

何百年も一緒に生きてきたんだろうな。

 

 

中社は階段もなく、あまり疲れず、

参拝時に御神籤もいただき、

最後の九頭竜社と奥社に向かいました。

ここの参道は、長い長い杉の大木の並木。

それがとても美しくて、神々しくて、

ここに来れただけでも来る価値があったかも。

でもこの先には険しい山登りが待っていました。

 

 

最後は参道と言うより、完全な登山。

息は切れるし、足は上がらないし、

伏見稲荷のお山巡りを彷彿とさせるハードさ。

山頂に着いた時は息も絶え絶えになりました。

足はガクガクだけど、まずは九頭竜社に参拝。

 

 

そしてすぐ脇にある奥社に参拝しました。

それにしてもこんな山頂に社務所があって

神職さんがいらっしゃることにも驚き。

そして五社巡り、やっとこさコンプリート。

 

 

御朱印のほかに、五社巡り記念の

しおりもいっしょに頂きました。

いやあ、本当にきつかったけど

コンプリート出来て嬉しかったなあ。

 

 

帰りには善光寺にも立ち寄って、

去年に続きお参りしてきました。

いつ伺っても、どっしりゆったりして

落ち着いた気分になれます。

 

 

翌日は真田丸でおなじみの、

真田幸村の居城だった上田城へ。

徳川秀忠が攻めあぐねて

関ケ原合戦に遅刻したお城。

 

 

不落城だったそうだから

合格祈願をする人が多いみたいで、

数多くの絵馬がつるされていました。

 

正直なところ、戸隠神社5社巡りが

こんなにハードだと知らなかったから

体力のない私には、もう次は無理かも。

でも台風接近にも関わらずお天気に恵まれ、

暑くも寒くもない絶好の山登り日和だったのは

戸隠の神様のおかげかもしれません。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

風情ある馬籠・妻籠宿

2024年06月17日 16時00分26秒 | 旅行

孫のお宮参りやお食い初めも終わり、

婚約者と共に帰省していた息子も

引っ越し作業を済ませて帰って行き、

バタバタの日々の間を縫うように

馬籠宿と妻籠宿に行ってきました。

 

 

確か、子ども時代の遠足を含めて、

ここを訪れるのは3回目かな。

でもインバウンドの影響はここにも及び、

これまで見たことのなかった、

外国人観光客も結構見かけました。

 

 

そういえば、フランス人の知り合いは

中山道を歩く外国人のツアーガイドをしていて

毎回、馬籠、妻籠宿を歩くって言ってたなあ。

東京や京都に飽き足りない観光客には

結構な人気スポットなのだとか。

古い街道や宿場町の風情がよく残されていて、

この「日本人の原風景」の街並みの良さを

外国の方にも分かって貰えるのは嬉しいな。

 

 

お昼には名産のお蕎麦を頂き、

暑かったので、通り沿いの古民家カフェで

これまた懐かしいクリームソーダで涼み、

トルコもいいけど、日本もいいなあ、と

改めて思いながら帰ってきたのでした。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

オスマン帝国外伝

2024年06月12日 15時48分12秒 | 旅行

折角美しいトプカプ宮殿を見てきたのに

オスマン帝国のことを知らなすぎるから

あの宮殿でどんな風に暮らしていたのか知りたくて

探して見つけたのが、トルコのドラマ、

「オスマン帝国外伝 愛と欲望のハーレム」。

世界90か国以上で8億人が視聴したとされる、

トルコの大ヒットドラマらしいんだけど

残念なことに、全く知りませんでした。

 

 

16世紀に、オスマン帝国を46年統治し、

最盛期に導いた第10代皇帝スレイマンと

その寵姫や臣下たちの華麗で熾烈な権力争いを

史実も絡めて壮大なスケールで描いた超大作。

旅行時には博物館のようでしかなかった宮殿が

豪華絢爛に、生き生きと輝きを放っていて感動。

 

 

婚姻によって外交を推し進めてきたヨーロッパや

日本の戦国時代や江戸時代とは違って、

スルタンの寵姫として跡継ぎを産むのは

外国から奴隷としてハレムに連れてこられた女性たち。

藤原氏のように婚姻で朝廷との結びつきを深め、

権力を握る家臣を作らないためらしいけど、

歴代のスルタンは必ず混血というのも興味深いなあ。

 

それに父帝が亡くなって、新たな新帝が誕生すると

それ以外の兄弟がすべて殺されたり、

生涯幽閉されたりしたという悲しい歴史もあって。

全139話、最後までたどり着けるかわからないけど、

もう少しオスマン帝国のドラマを楽しもうと思います。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

トルコ・エーゲ海クルーズ 食事編

2024年06月04日 12時18分37秒 | 旅行

世界三大美食の一つのトルコ料理は

今回の旅行の楽しみの一つ。

市場にはさまざまなスパイスや

見たこともない食材が溢れていました。

 

 

紅茶だけでもこれだけ豊富。

花やスパイスを取り合わせて

その日の体調に合わせて、

漢方薬のように飲むことも。

 

 

ドライフルーツはあらゆる種類があって

デザートとしても食べられていました。

デザートはどれも超がつくほど甘くて

どれもおいしいのはおいしいんだけど、

焼き菓子などは蜜だくで、背徳感満載。

 

 

お餅のようにびろーんと伸びて、

取ろうとすると取り上げられて

なかなか取れないパフォーマンスで有名な

トルコアイスももちろん頂きました。

でも円安がたたって500円もしたけど。

 

 

お食事は特にスープが優しい味で、

思ったより美味しかったんだけど、

必ず付いてくるサラダの味付けが

レモンとオリーブオイルとザクロエキスだけで

とにかく酸っぱいのが苦手だったなあ。

 

 

ビュッフェの時はまだしも

コース料理は分量が多すぎて

最期の方はかなり食傷気味ながらも

2kg太って帰ってきたのでした。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

トルコ・エーゲ海クルーズ 猫編

2024年06月02日 13時02分15秒 | 旅行

今回、トルコを旅している間、

多くの猫や犬に出会いました。

最初に泊まったカッパドキアの

洞窟ホテルでも元気な2匹が。

 

 

そして街中のいたるところでも、

人間と同じような顔をして

普通に堂々と歩いていました。

 

 

日本の野良猫のように

おどおど、こそこそすることなく

しっぽをピンと立てて。

 

 

観光客が集まる広場でも

どれだけ混雑していても平気。

 

 

エフェソスの遺跡や

トプカプ宮殿のような観光地でも。

 

 

現地ガイドによれば、

トルコではイスラム教に基づいて

法律で路上動物の保護が

地方自治体に義務付けられており、

犬や猫の殺処分数がゼロなのだそう。

 

 

どの子にも去勢手術や注射が施され、

あちこちに専用の餌・水飲み場もあって

国をあげて保護しているのだとか。

実際、観光地を案内している最中にも

現地ガイドは何度か自分のペットボトルから

犬猫用の水場に水を注いでやっていました。

 

 

観光客とスリとでごった返す、

エジプシャンバザールでもこの通り。

レストランのテラス席では

膝に手をかけたり、乗ってくることも。

 

 

それは犬も同じで、かなり大型の野良犬が

あちこちでゴロゴロ寝てるけど、

至って穏やかで、吠えたりもしません。

 

 

人間に対して全く警戒心がないなんて

人の悪意に触れたことがないんだなあ。

人に追い払われたり、いじめられたり、

嫌がらせされたことがないんだなあ。

 

 

トルコではどの野良ちゃんたちも、

日本の野良ちゃんたちより

はるかに元気そうで、幸せでした。

野良犬・野良猫の保護の観点では

トルコの方がずっとずっと先進国。

日本もぜひ見習いたいと思うのでした。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする