ねことわたしのやわらかな日々

17年一緒に暮らした愛猫を亡くしましたが、日々のささやかな幸せを、
手のひらで温めて暮らしています。

風情ある馬籠・妻籠宿

2024年06月17日 16時00分26秒 | 旅行

孫のお宮参りやお食い初めも終わり、

婚約者と共に帰省していた息子も

引っ越し作業を済ませて帰って行き、

バタバタの日々の間を縫うように

馬籠宿と妻籠宿に行ってきました。

 

 

確か、子ども時代の遠足を含めて、

ここを訪れるのは3回目かな。

でもインバウンドの影響はここにも及び、

これまで見たことのなかった、

外国人観光客も結構見かけました。

 

 

そういえば、フランス人の知り合いは

中山道を歩く外国人のツアーガイドをしていて

毎回、馬籠、妻籠宿を歩くって言ってたなあ。

東京や京都に飽き足りない観光客には

結構な人気スポットなのだとか。

古い街道や宿場町の風情がよく残されていて、

この「日本人の原風景」の街並みの良さを

外国の方にも分かって貰えるのは嬉しいな。

 

 

お昼には名産のお蕎麦を頂き、

暑かったので、通り沿いの古民家カフェで

これまた懐かしいクリームソーダで涼み、

トルコもいいけど、日本もいいなあ、と

改めて思いながら帰ってきたのでした。

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オスマン帝国外伝

2024年06月12日 15時48分12秒 | 旅行

折角美しいトプカプ宮殿を見てきたのに

オスマン帝国のことを知らなすぎるから

あの宮殿でどんな風に暮らしていたのか知りたくて

探して見つけたのが、トルコのドラマ、

「オスマン帝国外伝 愛と欲望のハーレム」。

世界90か国以上で8億人が視聴したとされる、

トルコの大ヒットドラマらしいんだけど

残念なことに、全く知りませんでした。

 

 

16世紀に、オスマン帝国を46年統治し、

最盛期に導いた第10代皇帝スレイマンと

その寵姫や臣下たちの華麗で熾烈な権力争いを

史実も絡めて壮大なスケールで描いた超大作。

旅行時には博物館のようでしかなかった宮殿が

豪華絢爛に、生き生きと輝きを放っていて感動。

 

 

婚姻によって外交を推し進めてきたヨーロッパや

日本の戦国時代や江戸時代とは違って、

スルタンの寵姫として跡継ぎを産むのは

外国から奴隷としてハレムに連れてこられた女性たち。

藤原氏のように婚姻で朝廷との結びつきを深め、

権力を握る家臣を作らないためらしいけど、

歴代のスルタンは必ず混血というのも興味深いなあ。

 

それに父帝が亡くなって、新たな新帝が誕生すると

それ以外の兄弟がすべて殺されたり、

生涯幽閉されたりしたという悲しい歴史もあって。

全139話、最後までたどり着けるかわからないけど、

もう少しオスマン帝国のドラマを楽しもうと思います。

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トルコ・エーゲ海クルーズ 食事編

2024年06月04日 12時18分37秒 | 旅行

世界三大美食の一つのトルコ料理は

今回の旅行の楽しみの一つ。

市場にはさまざまなスパイスや

見たこともない食材が溢れていました。

 

 

紅茶だけでもこれだけ豊富。

花やスパイスを取り合わせて

その日の体調に合わせて、

漢方薬のように飲むことも。

 

 

ドライフルーツはあらゆる種類があって

デザートとしても食べられていました。

デザートはどれも超がつくほど甘くて

どれもおいしいのはおいしいんだけど、

焼き菓子などは蜜だくで、背徳感満載。

 

 

お餅のようにびろーんと伸びて、

取ろうとすると取り上げられて

なかなか取れないパフォーマンスで有名な

トルコアイスももちろん頂きました。

でも円安がたたって500円もしたけど。

 

 

お食事は特にスープが優しい味で、

思ったより美味しかったんだけど、

必ず付いてくるサラダの味付けが

レモンとオリーブオイルとザクロエキスだけで

とにかく酸っぱいのが苦手だったなあ。

 

 

ビュッフェの時はまだしも

コース料理は分量が多すぎて

最期の方はかなり食傷気味ながらも

2kg太って帰ってきたのでした。

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トルコ・エーゲ海クルーズ 猫編

2024年06月02日 13時02分15秒 | 旅行

今回、トルコを旅している間、

多くの猫や犬に出会いました。

最初に泊まったカッパドキアの

洞窟ホテルでも元気な2匹が。

 

 

そして街中のいたるところでも、

人間と同じような顔をして

普通に堂々と歩いていました。

 

 

日本の野良猫のように

おどおど、こそこそすることなく

しっぽをピンと立てて。

 

 

観光客が集まる広場でも

どれだけ混雑していても平気。

 

 

エフェソスの遺跡や

トプカプ宮殿のような観光地でも。

 

 

現地ガイドによれば、

トルコではイスラム教に基づいて

法律で路上動物の保護が

地方自治体に義務付けられており、

犬や猫の殺処分数がゼロなのだそう。

 

 

どの子にも去勢手術や注射が施され、

あちこちに専用の餌・水飲み場もあって

国をあげて保護しているのだとか。

実際、観光地を案内している最中にも

現地ガイドは何度か自分のペットボトルから

犬猫用の水場に水を注いでやっていました。

 

 

観光客とスリとでごった返す、

エジプシャンバザールでもこの通り。

レストランのテラス席では

膝に手をかけたり、乗ってくることも。

 

 

それは犬も同じで、かなり大型の野良犬が

あちこちでゴロゴロ寝てるけど、

至って穏やかで、吠えたりもしません。

 

 

人間に対して全く警戒心がないなんて

人の悪意に触れたことがないんだなあ。

人に追い払われたり、いじめられたり、

嫌がらせされたことがないんだなあ。

 

 

トルコではどの野良ちゃんたちも、

日本の野良ちゃんたちより

はるかに元気そうで、幸せでした。

野良犬・野良猫の保護の観点では

トルコの方がずっとずっと先進国。

日本もぜひ見習いたいと思うのでした。

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トルコ・エーゲ海クルーズ イスタンブール編

2024年05月30日 18時14分56秒 | 旅行
クルーズ船をクシャダスで下船し、
再びトルコに戻って来ました。
初日に訪れたローマ時代の古代遺跡、
エフェソスはフォロ・ロマーノのよう。
 


トルコのこの辺りも当時はローマ帝国。
2000年以上前にこんな大きな都市が
栄えていたなんてすごいなあ。
 


2日目は世界遺産ブルサで
ウルムスクやジュマルクズクに立ち寄り、
イスタンブールに移動して
トプカプ宮殿を見学しました。
 


 
さすが広大な国土を治めていた、
オスマントルコのスルタンの王宮。
ボスポラス海峡を見下ろす丘に
壮麗にして巨大な宮殿が建ち、
一部が一般公開されていました。
 
 


 
見学させて頂いたモスクの中で
一番印象的だったのはブルーモスク。
6つのミナレット(塔)に囲まれた、
「世界で最も美しいモスク」の名の通り
内部は繊細で装飾的な青いタイルに覆われ、
ため息が出るような美しさ。
 
 
世界遺産とあって、世界中から
数多くの観光客が押し寄せるだけじゃなく、
今も祈りの場として活きているのだとか。



私はイスラム教徒じゃないし、
イスラム教もあまり詳しくないけれど
これほど美しい祈りの場がある宗教なら
それだけの価値のある宗教に違いない。
 
 
だからこそより一層、
この世から宗教を理由にした争いが
なくなることを祈らずにはいられませんでした。
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