ねことわたしのやわらかな日々

17年一緒に暮らした愛猫を亡くしましたが、日々のささやかな幸せを、
手のひらで温めて暮らしています。

トルコ・エーゲ海クルーズ イスタンブール編

2024年05月30日 18時14分56秒 | 旅行
クルーズ船をクシャダスで下船し、
再びトルコに戻って来ました。
初日に訪れたローマ時代の古代遺跡、
エフェソスはフォロ・ロマーノのよう。
 


トルコのこの辺りも当時はローマ帝国。
2000年以上前にこんな大きな都市が
栄えていたなんてすごいなあ。
 


2日目は世界遺産ブルサで
ウルムスクやジュマルクズクに立ち寄り、
イスタンブールに移動して
トプカプ宮殿を見学しました。
 


 
さすが広大な国土を治めていた、
オスマントルコのスルタンの王宮。
ボスポラス海峡を見下ろす丘に
壮麗にして巨大な宮殿が建ち、
一部が一般公開されていました。
 
 


 
見学させて頂いたモスクの中で
一番印象的だったのはブルーモスク。
6つのミナレット(塔)に囲まれた、
「世界で最も美しいモスク」の名の通り
内部は繊細で装飾的な青いタイルに覆われ、
ため息が出るような美しさ。
 
 
世界遺産とあって、世界中から
数多くの観光客が押し寄せるだけじゃなく、
今も祈りの場として活きているのだとか。



私はイスラム教徒じゃないし、
イスラム教もあまり詳しくないけれど
これほど美しい祈りの場がある宗教なら
それだけの価値のある宗教に違いない。
 
 
だからこそより一層、
この世から宗教を理由にした争いが
なくなることを祈らずにはいられませんでした。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

トルコ・エーゲ海クルーズ エーゲ海編

2024年05月28日 14時39分24秒 | 旅行

旅の3日目から6日目までは
青空の下、エーゲ海クルーズ。

パトモス島、ミコノス島、
サントリーニ島等の島々の他、
アテネにも寄港しました。

幸いお天気に恵まれて、
真っ青なエーゲ海ブルーの海と
真っ白な街のコントラストが
まるで絵のように美しい。

でも同時に巨大なクルーズ船が
3−4隻も寄港したものだから
世界各地から観光客が押しかけて
狭い路地はさながら原宿状態。

もっとゆっくり楽しむためにも
入島制限とか出来ないものかしら。

でもエーゲ海の空はどこまで蒼く、
エーゲ海の水面はどこまでも碧く、
波の揺れは揺りかごのように心地よく
やっと時差ボケが解消して
ぐっすり眠ることができたのでした。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

トルコ・エーゲ海クルーズ パムッカレ編

2024年05月28日 04時40分55秒 | 旅行

2日目はまたしても
右翼の街宣並みに大音量の
早朝のアザーンに起こされ
朝7時にパムッカレに出発。


トルコはとにかく広くて
今日は1日で616kmを移動。
昨日までの睡眠不足を取り戻すべく
バスの中では1日爆睡でした。


目的地は600km離れたパムッカレ。
段々畑状に連なる真っ白な石灰棚に
青い湯を湛えた美しい世界遺産。
かつての美観はこんなだったそう。

ところが周囲のホテルの乱開発で
水資源が極端に枯れてしまい、
とっても残念な景色になっていました。


パムッカレあっての観光地なのに
それがこのありさまでは
いずれ廃れてしまうかも。
インバウンドに沸く日本にも
他人事ではない問題だと思いました。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

初冬の旅

2023年12月03日 16時22分33秒 | 旅行

晩秋から初冬に差し掛かったこの時期に

長野から日光まで旅してきました。

早朝に特急しなのに乗って

最初に訪れたのは長野県の善光寺。

 

 

お戒壇巡りを終えて出てきたら、

ちょうど七五三のご祈祷が始まったため、

内々陣に架けられた龍の戸帳が上げられ、

仏様がおられるとされる、

瑠璃壇の内部を拝ませて頂けました。

そしてそのまま草津温泉へと大移動。

 

 

草津温泉に訪れたのは初めてだったから

「湯もみ」ショーもしっかり見てきました。

源泉が50℃以上もあるけど、水で薄めると

効能も薄まるから編み出されたんですって。

 

 

二日目は中学校の修学旅行以来という

日光東照宮を訪れました。

ぼんやりとしか覚えていないけれど、

以前はここまで鮮やかではなかったような。

 

 

この日はこの冬一番の冷え込みだったけど

大勢の外国人観光客で賑わっていました。

確かにここまできらびやかな世界遺産は

日本にはあまりないから、人気なのかも。

 

 

大河ドラマで活躍中の家康公が

今もここからこの国の安寧を

見守っておいでなのかしら。

 

 

最後の日は軽井沢まで足を延ばしました。

これは避暑地としての軽井沢の礎を作った

宣教師ショーが建てたショー記念礼拝堂。

旧軽井沢銀座通りの賑やかさとは裏腹に

小さな素朴な教会はひっそりと

木立の静けさの中で佇んでいました。

 

 

散策していたら偶然出くわしたのが

美智子様と上皇様の思い出のテニスコート。

昭和生まれの私には何だか感慨深い。

それにしても暑い夏の間だけ

こんな場所で過ごせたらどんなに素敵かしら。

 

 

お宿では朝にはすっかり雪景色だったし、

浅間山も真っ白な雪をかぶっていて、

冬の訪れを感じながらもお天気に恵まれ、

またわたしの日常に帰ってきたのでした。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

信州の旅

2023年08月09日 15時15分53秒 | 旅行

車で中央道をぐぐっと北上して、

2泊3日で信州を旅してきました。

初日は御柱祭で有名な諏訪四社めぐり。

恥ずかしながら知らなかったけど、

諏訪大社は四社併せて諏訪大社。

こちらが諏訪大社上社前宮。

 

 

どこもお社の四方に四本の柱が立っているけど

四本全部に手で触れられるのはここだけ。

お社の脇を清らかなせせらぎが流れていて、

湧き水だから、びっくりするほど冷たい。

そしてこちらが、諏訪大社上社本宮。

 

 

こちらの手水は温泉で、

触れると熱いくらいでした。

そしてこちらが、諏訪大社下社秋宮。

出雲大社を思わせる、立派なしめ縄。

 

 

そして最後が、諏訪大社下社春宮。

ここではボランティアガイドさんと一緒に

地元の小学生の女の子が諏訪大社の成り立ちや

御柱祭について詳しく説明してくれました。

 

 

この先の中州の木立の中に佇むのは

末社のひとつ、浮島社。

柔らかな気に満ちた場所でした。

 

 

二日目は上高地に足を延ばしました。

ここは生前、両親も訪れた場所。

河童橋のふもとで撮った写真があったから、

二人もこの辺りを歩いたんだろうなあ。

 

 

この付近をうろついて帰るつもりが、

勢いで明神池まで歩く羽目になりました。

全然トレッキングの格好などしてないのに

ヒールのあるウォーキングシューズで歩く

往復7㎞、2時間の道のりは、なかなかハード。

 

 

穂高神社の奥宮にある明神池は

神々しいほどの穂高岳がご神体。

透明な池は神秘的で

パワースポットというのも頷ける。

 

 

途中、ガチの登山装備の人々ともすれ違ったから

もっと奥の高い山へのルートもあるみたい。

私には明神池までが精いっぱいだけど

次はもう少しまともに歩ける恰好で行こう。

 

 

最終日は松本に向かって、まずは穂高神社。

上高地は穂高神社の奥宮で、こちらは本宮。

奥宮に比べると親しみやすい雰囲気でした。

 

 

そして信州と言えば、わさびの産地。

黒澤明監督の「夢」のロケ地にもなった、

大王わさび農場にも立ち寄りました。

澄みきった冷たい清流に並ぶ水車が

美しい緑に包まれている様はまさに夢のよう。

また自分で生わさびを擦って頂くわさびご飯は

香りと風味が良く、絶品でした。

その後最後に立ち寄ったのは、松本城。

 

 

安曇野に連泊して、あちこちを巡ったのだけど

安曇野も上高地も、標高が高くて自然豊かだから

涼しくて、朝晩などは肌寒いくらいでした。

そして横浜、八王子、足立、袖ヶ浦、千葉など

関東ナンバーの車が多いことにもびっくり。

私が思ってる以上に関東からも近いみたい。

 

関西にいた頃は信州は遠い場所だったけれど

多治見からなら、車で2時間ちょっと。

3千メートル級の圧巻の山々が連なる景色は

どれだけ見ていても見飽きることがなく、

またぜひ行きたいと思わせてくれました。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする