ねことわたしのやわらかな日々

17年一緒に暮らした愛猫を亡くしましたが、日々のささやかな幸せを、
手のひらで温めて暮らしています。

明快な言語?

2012年03月14日 22時35分00秒 | フランス語
今就職に一番有利な外国語は
中国語と英語なのだとか。
大学でも仏文科などは縮小・統合され
フランス語学習人口は減る一方とのこと。
確かに、そう言われればそうかも。

わたしのクラスもだいたいは
フランス語圏での滞在経験があって
フランス語維持のために来ている方が殆どで
今からスキルアップを目指そうというような
若者は確かにいないような。

それでも、国力がずばぬけている訳でも
戦争に強かった訳でもないフランスの言語が
なぜ、いまだに世界の社交言語かというと、
仏語自体が安定した言語だからなのだとか。

(猫やなぎが芽吹いていました)

例えば、100年とか200年前に書かれた文章は
日本語だともう随分変わってしまって
勉強しない限り、すらすらとは読めないけれど
フランス語の場合、あまり変わらないらしい。

また他の言語に比べて同義語が少ないことから
意味を誤解される危険も低いということで
意味の取り違えがあってはならない外交の場に
ふさわしい言語、ということになったとか。
つまり仏語は、明快で分かりやすい言語だと。

でも、簡単なことをややこしく言うのがフランス語。
以前も書いたことがあったけれど、
"On m'a dit que tout allait bien."で充分なのに
"Je me suis laissé dire que tout allait bien."
なんてわざわざ云う言語が、
明快な言語とは、とても思えないんだけど。
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Rに苦しむ

2012年03月01日 21時41分00秒 | フランス語
フランス語の発音の中で
わたしにとって最難関なのが、R。
喉の奥の方で、うがいをする時のような音。
何度練習しても、いまだにうまく行かなくて。

先日もフランス語のクラスで
自由なテーマでのexposé(発表)をした時に
"On peut la faire chanter."と言ったつもりが
先生には"On pourra faire chanter."と伝わって
ああ、まだLとRが出来てないんだな、と
へこみつつ、改めて反省したところ。

(もうすぐひな祭り)

家に帰って、何とかしなければと
ネットでみつけたのが、このビデオ
このシリーズは、以前から時々お世話になっていて。

3回くらい聞いて、練習もしたのだけれど
いざ文章を読んでみると、とっさにLとRを
発音し分けるのはやっぱり難しい。
クラスの先生の発音は、Rをあまり強調しなくて
息の音は殆ど聞こえないくらいだけど
同じようにすると、Lっぽくなるみたい。
頑張ってRを強調しすぎても不自然だし。

ああ、本当に悩ましい、Rの発音。
さりげなく出来るようになる日は来るかしら。
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迷子宣言

2012年01月21日 19時24分00秒 | フランス語
昨年の年末からとにかく仕事が忙しくて
今週も毎日、1ダースくらいのボールを
必死にジャグリングしてるような感じ。
1つ投げてもすぐ別のボールが来て、
ボールを落とさないよう神経を張りつめて。
帰宅後はフランス語に向かう気力ゼロ。

C1試験は今回一緒に受験した4人が
めでたく全員そろって合格と知り、大喜び。
こんなことは、本当に珍しいのだとか。
試験後一緒にクダを巻いた間柄だけに
お互いの合格が心から嬉しくて、
先週は、楽しい合格祝いの昼食会。

そこまでは良かったんだけど、問題はそれから。
仏検1級を目指そうと決めはしたけれど
どう頑張っても2-3年がかりになるだろうから
当面の目標を失くしてしまったみたいで。
仕事が忙しいことも自分への口実にして
フランス語の勉強の上では、今はちょっと迷子。

(カオ・ヤイの池に咲いていた蓮の花)

でも今しばらくは、迷子のままでいよう。
今ここで、無理して自分を追い立てたら、
わたしは多分、フランス語が楽しくなくなる。
ああ勉強したい、という思いが
自然に心の奥から湧いてくるまで
フランスの映画を観たり、本を読んだりして
フランス語を「楽しむ」ことにしよう。
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想定外

2011年12月14日 21時37分00秒 | フランス語
DALF C1試験での大失敗の傷が癒えず、
フランス語からしばらく離れていたけれど
そろそろ春に向けて再開しようかなあと
改めてノートを引っぱり出した矢先、
まだ先、と思っていた試験結果が到着。

不合格の文字を見て改めて落ち込まないよう
気を静めてから、封を開けたら・・・
想定外にも、"admis(合格)"の文字が。
いやいやそれはない、それだけはない、と
改めて見直してみてもやっぱり、合格。
うーん、今回の合格ばかりは複雑な気分。

半分以上白紙で出すハメになった読解は
案の定、一桁台の悲惨な点数だったけれど
他はどういうわけか6-7割取れている。
暴走したはずの論述が、一番高得点というのは
何が何だか、さっぱり訳がわからない。

(最近は日の出を眺めながら、朝のしたく)

春に再受験する気まんまんだっただけに
なんか、「やったー!」というよりは
「あれ?」って、拍子抜けしてしまった感じ。
確かにあの過酷な試験を受けなくて済むのは
うれしくないと言ったら、うそになるけど、
胸を張って、C1合格したとは言えそうになくて。

だって、C1合格したからといって、
急に流暢にしゃべれるようになる訳でもない。
となると、これを通過点にして
次の目標目指して努力を続けるしかないみたい。
C2は、さすがに身のほど知らず過ぎるから
次は仏検1級を目標に、頑張ってみようかな。
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けだるいバカボン

2011年12月08日 21時29分00秒 | フランス語
フランスの歌手クレモンティーヌの
スーダラ節は、なんかおしゃれで新鮮。
「ス・ス・スーダララッタ
スラ・スラ・スイ・スイ・スイー」が
"Suis suis suis de la latta
cela sera suis suis suit"って感じで。



彼女が歌うと「ゲゲゲの鬼太郎」は
歌詞はほとんど直訳に近いのに
なんともセクシーなシャンソンになるし
「バカボン」もけだるいボサノバのよう。



フランス語の勉強はやる気にならないけど
こんな歌でのんびりするのは悪くないかも。
コメント (2)
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