17年一緒に暮らした愛猫を亡くしましたが、日々のささやかな幸せを、
手のひらで温めて暮らしています。
この夏、実は目の手術を受けました。
流涙症といって、涙管が閉鎖して
ひどい涙目になってしまったので、
6月末に左目、先日右目を手術。
上下のまぶたの針の先ほどの涙管に
針の先ほどの内視鏡を入れて、
針の先ほどのチューブを挿入するもの。
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目頭のところにぶすっと麻酔されて
涙管の中に内視鏡突っ込まれるのは
痛くはないとはいえ、死ぬほど怖かった。
そのうえ手術後は目の周辺が内出血で
しばらくお岩になってしまったし、
数日は涙管が少し腫れてたみたいで、
目頭周辺の痛痒さや不快感が続くし。
おかげさまで、左目のチューブは
右目の手術の際に抜去済みなので、
あとは右目のチューブの抜去を待つのみ。
日帰りで受けられる医療の進歩には感謝しつつも
やはりもう二度とは受けたくないから
再発しないことを祈るばかりです。
ゆづ(羽生結弦)の記者会見後の騒動も
最近やっと落ち着いてきた感じ。
唯一無二の存在感のあるアスリートだけに
反響はやはり大きかったなあ。
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「来るべきものが来た」として
私は冷静に受け止めたけど
プロになっても、ただ楽しませるだけの
ショーに留まることなく、
まだまだ道を極める気まんまんの姿勢には
驚いたというか、やっぱり、というか。
ゆづは「引退」するつもりではなくて、
単に競技からショーに場を変えるつもりなんだな。
得点やルールに囚われることなく、
自分のやりたいことに集中するために。
自分のやりたいことを極めるために。
やっぱり求道者なのだと思いました。
あまりにも「羽生結弦」が大きくなりすぎて
今はもう「熱烈なファン」は卒業したけれど
プロとして道を極めようとするゆづを
これからは静かに見守っていこうと思います。
風邪をひいて、1週間ほど安静にしていて
久しぶりにちょっと運動をしたら、
見事に、あちこち筋肉痛。
たった1週間のことでも
筋力はしっかり衰えるんだなあ。
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風邪もまだ万全じゃないうえに
体中きしんで悲鳴をあげていて
なんだかもう、情けない。
年なのは自覚してるけど
思った以上に衰えのスピードが。
年を取ると「万全」はなくなっていくだろうから、
体調の不調を抱えながらでも、
体の痛みを抱えながらでも、
だましだまし、なだめすかして
自分の体と付き合っていこうと思います。
先頃、久しぶりに奈良へ。
ここ、唐招提寺を訪れるのは
30年ぶりくらいになるかな。
もう記憶もかすかなくらい。
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鑑真和上の御廟に続く道の両側には
美しい緑の苔と深い木だち。
細い声でうぐいすが鳴いていて、
木漏れ日がきらきらしていました。
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続いて訪れたのは、薬師寺。
写真左は、フェノロサが「凍れる音楽」と
称したとされる東塔(諸説有)。
確かにリズミカルな抑揚があって
音楽的と言われれば、そうかも。
宝蔵殿では水煙を間近で拝見。
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優美な日光・月光菩薩を参拝した後は、
小さな源九郎稲荷神社に伺いました。
親しみやすくて和やかな境内には
色とりどりのお花が並んでいて。
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社務所で御朱印を頂いた時に伺ったお話では、
石垣島や埼玉から来られた方もいるとのこと。
石垣島はさすがにびっくりしたけど
小さいけれど、知る人ぞ知るお稲荷さん。
いっぱい歩いて疲れたけれど、
境内の緑や小鳥の声に心遊ばせて、
みほとけの御姿に癒されたり、
達筆な御朱印にため息をついたり、
神社仏閣巡りはやっぱり大好きです。
実は今年、11年ぶり3度目の
1万人の第九に再挑戦することに。
ずっとやりたかったんだけど
時間がどうしても取れなくて。
コロナ禍の今年はレッスンが
すべてリモートで受けられるから。
たとえ「本番」があったとしても
これもリモートになりそうだし、
練習で一人で歌っていても
美しいハーモニーを味わえない。
いろいろ残念なことも多いけれど
分け隔てられた人々を再び
結び付けようというこの歌は
こんな時節にこそぴったり。
もはやドイツ語の歌詞もうろ覚えで
音程も怪しくなってしまったから
ほとんどまた1からの挑戦。
在宅勤務の気分転換として
単調になりがちな生活の彩りとして
楽しみながら頑張ってみます。