ねことわたしのやわらかな日々

17年一緒に暮らした愛猫を亡くしましたが、日々のささやかな幸せを、
手のひらで温めて暮らしています。

この道、喜んで

2008年06月19日 22時15分41秒 | 生活
人は、幸福からも、不幸からも
いろいろなことを学ぶものだけど
とりわけ不幸からは
たくさんのことを学ぶもの。

病気になって、健康のありがたさを知ったり
大切な人と離れ離れになって、その人の大切さを知ったり
断水になって、水のかけがえのなさを知ったり
足を怪我して、歩けることの喜びを知ったり。

何不自由ない時ほど
ささいなことが苦になったりするのに
困難な時ほど
ささいなことが喜びになったりするから。

だからきっと、
幸福にも不幸にも、意味があるのでしょう。



そう思うと、今回の父のことも含めて
困難はただの困難ではなく、
災難はただの災難ではなくなる、そんな気がして。

だから、「この道、喜んで」の言葉を
胸の中で何度もくりかえしながら
道端に咲く、小さなひめじょおんのように
雨の日も、風の日も、かんかん照りの日も、
わたしも、喜んで生きていきたいと思うのでした。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする