ねことわたしのやわらかな日々

17年一緒に暮らした愛猫を亡くしましたが、日々のささやかな幸せを、
手のひらで温めて暮らしています。

錦秋の響き

2009年11月23日 21時16分00秒 | 花・自然
今朝の朝日新聞の天声人語で
「玉のごとき 小春日和を授かりし」という
松本たかしさんの句が紹介されていたけれど、
今日はまさに、そんな一日。
須磨離宮公園に出かけて、ようやく秋を満喫。



色とりどりの紅葉が目にも鮮やかで
何気ない枝先もファインダーを通してみると
はっと息を呑むくらいに、美しくて。
なのにその美しさを、ありのままに撮れない
自分の腕のなさが、本当に残念。



日本庭園の一角には、水琴窟もあって、
竹筒を耳にあてると、地中にしたたる水のしずくが、
鉄琴と木琴とハープを足して3で割ったような、
深く澄んだ、まろやかな響きを奏で、
木々が織りなす色彩の響きと調和しているよう。

時を止めたいくらいの美しい晩秋に身をひたし、
満たされた思いで帰ってきた、一日でした。

コメント
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