ねことわたしのやわらかな日々

17年一緒に暮らした愛猫を亡くしましたが、日々のささやかな幸せを、
手のひらで温めて暮らしています。

口蹄疫禍に思う

2010年05月26日 21時42分00秒 | 社会
宮崎での口蹄疫禍のニュースは見るたびに
なんとも耐え難く、いたたまれない思いになる。
大切に育ててきた牛や豚を殺処分される
畜産農家の方々のご心情は言うに及ばず、
処分されてしまう牛や豚の姿の痛々しさに。

処分された家畜を埋める、大きな、大きな穴、
あれはまさに、mass graveそのもの。
非人道的で身勝手な大量殺戮の、罪の碑。



牛や豚も、等しく「生命」としてこの世にあるものを
人間の身勝手で「食料」として大量に繁殖させ、
ひとたび、こうした不都合な事態になれば、
生ゴミのように積み上げて処分するという、理不尽。
人間ってそんなことをしても許される存在なのかな。

わたしは専門家ではないから何も言えないし、
ただ、感傷的過ぎるのかもしれないけれど
それでも、もう少し何か他の方法はなかったのかと
ニュースを見るたび、思わずにはいられなくて。

コメント
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