ねことわたしのやわらかな日々

17年一緒に暮らした愛猫を亡くしましたが、日々のささやかな幸せを、
手のひらで温めて暮らしています。

J君の逆襲

2011年06月04日 20時26分00秒 | フランス語
フランス人のJ君は、ひそかに日本語を学習中。
同僚が「クロマル」という名前の犬を飼っていて
耳からブルーチーズの匂いがする、というので
「クロマルハ ブルーチーズ デハ アリマセン
デモ、クロマルハ ブルーチーズノ ニオイガ シマス」
という日本語を教えたら、完璧にマスターして。



そうしたら先日、アメリカで問題のダニの話から
ダニはフランス語で une tique というのを教えてくれ、
お返しに「ダニ」という日本語を教えたら、
先の文章を応用して、真顔でこんなことを言い出して。
「ワタシハ ダニ デハ アリマセン。
デモ ワタシハ ダニ ノ ニオイガ シマス」

大爆笑になって、腹筋が割れそうになったところに
famille(家族)の日本語を聞いてきたから
「カゾク」だよって教えたら、さらに進化して
「ワタシ タチハ ダニ ノ カゾク デス
ワタシ タチハ ダニ ノ ニオイガ シマス」
頼むから勘弁して、と笑いころげるハメに。

訳の分からない日本語を教えて楽しんだ仕返しに
わたしたちは、ダニの家族にされてしまったのでした。
でも、「ダニの匂い」だけは勘弁してほしいなあ。
コメント
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