フランス人のJ君は、ひそかに日本語を学習中。
同僚が「クロマル」という名前の犬を飼っていて
耳からブルーチーズの匂いがする、というので
「クロマルハ ブルーチーズ デハ アリマセン
デモ、クロマルハ ブルーチーズノ ニオイガ シマス」
という日本語を教えたら、完璧にマスターして。
そうしたら先日、アメリカで問題のダニの話から
ダニはフランス語で une tique というのを教えてくれ、
お返しに「ダニ」という日本語を教えたら、
先の文章を応用して、真顔でこんなことを言い出して。
「ワタシハ ダニ デハ アリマセン。
デモ ワタシハ ダニ ノ ニオイガ シマス」
大爆笑になって、腹筋が割れそうになったところに
famille(家族)の日本語を聞いてきたから
「カゾク」だよって教えたら、さらに進化して
「ワタシ タチハ ダニ ノ カゾク デス
ワタシ タチハ ダニ ノ ニオイガ シマス」
頼むから勘弁して、と笑いころげるハメに。
訳の分からない日本語を教えて楽しんだ仕返しに
わたしたちは、ダニの家族にされてしまったのでした。
でも、「ダニの匂い」だけは勘弁してほしいなあ。
同僚が「クロマル」という名前の犬を飼っていて
耳からブルーチーズの匂いがする、というので
「クロマルハ ブルーチーズ デハ アリマセン
デモ、クロマルハ ブルーチーズノ ニオイガ シマス」
という日本語を教えたら、完璧にマスターして。
そうしたら先日、アメリカで問題のダニの話から
ダニはフランス語で une tique というのを教えてくれ、
お返しに「ダニ」という日本語を教えたら、
先の文章を応用して、真顔でこんなことを言い出して。
「ワタシハ ダニ デハ アリマセン。
デモ ワタシハ ダニ ノ ニオイガ シマス」
大爆笑になって、腹筋が割れそうになったところに
famille(家族)の日本語を聞いてきたから
「カゾク」だよって教えたら、さらに進化して
「ワタシ タチハ ダニ ノ カゾク デス
ワタシ タチハ ダニ ノ ニオイガ シマス」
頼むから勘弁して、と笑いころげるハメに。
訳の分からない日本語を教えて楽しんだ仕返しに
わたしたちは、ダニの家族にされてしまったのでした。
でも、「ダニの匂い」だけは勘弁してほしいなあ。