ねことわたしのやわらかな日々

17年一緒に暮らした愛猫を亡くしましたが、日々のささやかな幸せを、
手のひらで温めて暮らしています。

新時代の幕開け?

2015年12月19日 23時58分00秒 | フィギュアスケート
今年はこれまで12月と思えないほど
暖かな陽気が続いていたけれど
昨日からこのあたりも師走らしい冷え込み。
仕事でも年末の締めに追われ、
押し寄せる年の瀬を感じる時期。

フィギュアスケートでも大きなニュース。
NHK杯とGPファイナルでのゆづの演技を受けて
国際スケート連盟が採点システムを見直すのだとか。
あの300点超えが一発限りの奇跡ではなくて
新時代の幕開けだと認めざるを得なくなった今
現行のシステムのままでは、
彼がこの先どれだけ演技をレベルアップしていっても
満点が出た時点で点数は頭打ちになってしまうから。
「採点システムがこっぱみじん」という言葉は
誇張でもなんでもなかったみたい。

(クリスマスには日本選手権開幕)

まだ協議中で未定らしいけれど
有力な選択肢として挙がっているのは
現行の-3から+3までの7段階のGOEを
-5から+5に拡大するという案なのだとか。
これだと、基礎点5.3の3回転フリップが
出来次第では限りなくゼロの0.3にもなり、
4回転トウループと同じ10.3にもなるってこと。
「いちかばちか」な採点システムだなぁ。

でもこれはゆづにとっては
さらに点数を伸ばせる可能性が増えるということ。
単純計算でいけば、エレメントが13あるから
同じ演技でも最大26点アップが可能。
これはつまり350点も視野に入ることになるかも。
取らぬタヌキの皮算用で、興奮してしまう。

それはさておき、楽しみなのは日本選手権。
宇野昌麿くんも、今後に期待が持てる。
17歳の時のゆづより、はるかに安定してて
ジャンプもうまいし、体力もある。
フラフラになりながらも渾身の演技で
魂をわしづかみにするタイプのゆづとは
ひと味違う、男性的な力強さが持ち味。
でもユーロスポーツだかが言っていたように
「彼はfuture(未来のスター)。
今を制しているのは、羽生結弦。」
そんな演技をまたまた期待しています。
コメント
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