ねことわたしのやわらかな日々

17年一緒に暮らした愛猫を亡くしましたが、日々のささやかな幸せを、
手のひらで温めて暮らしています。

本屋さんへのオマージュ

2017年12月01日 21時18分00秒 | 社会
駅前の本屋さんがつぶれて
ちょっとショックだったけど
待ちあわせや時間つぶしするばかりで
気がつけば、長らくあのお店で
本を買ってなかったから当然かも。

私は結構な数の本を買ってるけど
どれももっぱらネットでばかり。
とりあえず読んでおきたい本は
ネットで買ってネットで処分。
売買の手間が多少面倒だけど
日常的にやってるから慣れたもの。



西北の巨大なジュンク堂に行くのは
何かを買うためというより、
面白そうな本を探しに行くとき。
通常のアンテナには引っかからない本が
目に止まったりするのが楽しいから。

街角から本屋さんが消えていくのは
本好きとしては寂しいけれど
つぶしたのは私のような消費者だから
寂しがる権利もないのに。

私たちの「便利」と「安さ」の陰で
失われていくものに対する心の痛み。
かつての本屋さんの前を通るたび
チクリ、チクリとうづいています。
コメント
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