ねことわたしのやわらかな日々

17年一緒に暮らした愛猫を亡くしましたが、日々のささやかな幸せを、
手のひらで温めて暮らしています。

信州の旅

2023年08月09日 15時15分53秒 | 旅行

車で中央道をぐぐっと北上して、

2泊3日で信州を旅してきました。

初日は御柱祭で有名な諏訪四社めぐり。

恥ずかしながら知らなかったけど、

諏訪大社は四社併せて諏訪大社。

こちらが諏訪大社上社前宮。

 

 

どこもお社の四方に四本の柱が立っているけど

四本全部に手で触れられるのはここだけ。

お社の脇を清らかなせせらぎが流れていて、

湧き水だから、びっくりするほど冷たい。

そしてこちらが、諏訪大社上社本宮。

 

 

こちらの手水は温泉で、

触れると熱いくらいでした。

そしてこちらが、諏訪大社下社秋宮。

出雲大社を思わせる、立派なしめ縄。

 

 

そして最後が、諏訪大社下社春宮。

ここではボランティアガイドさんと一緒に

地元の小学生の女の子が諏訪大社の成り立ちや

御柱祭について詳しく説明してくれました。

 

 

この先の中州の木立の中に佇むのは

末社のひとつ、浮島社。

柔らかな気に満ちた場所でした。

 

 

二日目は上高地に足を延ばしました。

ここは生前、両親も訪れた場所。

河童橋のふもとで撮った写真があったから、

二人もこの辺りを歩いたんだろうなあ。

 

 

この付近をうろついて帰るつもりが、

勢いで明神池まで歩く羽目になりました。

全然トレッキングの格好などしてないのに

ヒールのあるウォーキングシューズで歩く

往復7㎞、2時間の道のりは、なかなかハード。

 

 

穂高神社の奥宮にある明神池は

神々しいほどの穂高岳がご神体。

透明な池は神秘的で

パワースポットというのも頷ける。

 

 

途中、ガチの登山装備の人々ともすれ違ったから

もっと奥の高い山へのルートもあるみたい。

私には明神池までが精いっぱいだけど

次はもう少しまともに歩ける恰好で行こう。

 

 

最終日は松本に向かって、まずは穂高神社。

上高地は穂高神社の奥宮で、こちらは本宮。

奥宮に比べると親しみやすい雰囲気でした。

 

 

そして信州と言えば、わさびの産地。

黒澤明監督の「夢」のロケ地にもなった、

大王わさび農場にも立ち寄りました。

澄みきった冷たい清流に並ぶ水車が

美しい緑に包まれている様はまさに夢のよう。

また自分で生わさびを擦って頂くわさびご飯は

香りと風味が良く、絶品でした。

その後最後に立ち寄ったのは、松本城。

 

 

安曇野に連泊して、あちこちを巡ったのだけど

安曇野も上高地も、標高が高くて自然豊かだから

涼しくて、朝晩などは肌寒いくらいでした。

そして横浜、八王子、足立、袖ヶ浦、千葉など

関東ナンバーの車が多いことにもびっくり。

私が思ってる以上に関東からも近いみたい。

 

関西にいた頃は信州は遠い場所だったけれど

多治見からなら、車で2時間ちょっと。

3千メートル級の圧巻の山々が連なる景色は

どれだけ見ていても見飽きることがなく、

またぜひ行きたいと思わせてくれました。

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