車で中央道をぐぐっと北上して、
2泊3日で信州を旅してきました。
初日は御柱祭で有名な諏訪四社めぐり。
恥ずかしながら知らなかったけど、
諏訪大社は四社併せて諏訪大社。
こちらが諏訪大社上社前宮。
どこもお社の四方に四本の柱が立っているけど
四本全部に手で触れられるのはここだけ。
お社の脇を清らかなせせらぎが流れていて、
湧き水だから、びっくりするほど冷たい。
そしてこちらが、諏訪大社上社本宮。
こちらの手水は温泉で、
触れると熱いくらいでした。
そしてこちらが、諏訪大社下社秋宮。
出雲大社を思わせる、立派なしめ縄。
そして最後が、諏訪大社下社春宮。
ここではボランティアガイドさんと一緒に
地元の小学生の女の子が諏訪大社の成り立ちや
御柱祭について詳しく説明してくれました。
この先の中州の木立の中に佇むのは
末社のひとつ、浮島社。
柔らかな気に満ちた場所でした。
二日目は上高地に足を延ばしました。
ここは生前、両親も訪れた場所。
河童橋のふもとで撮った写真があったから、
二人もこの辺りを歩いたんだろうなあ。
この付近をうろついて帰るつもりが、
勢いで明神池まで歩く羽目になりました。
全然トレッキングの格好などしてないのに
ヒールのあるウォーキングシューズで歩く
往復7㎞、2時間の道のりは、なかなかハード。
穂高神社の奥宮にある明神池は
神々しいほどの穂高岳がご神体。
透明な池は神秘的で
パワースポットというのも頷ける。
途中、ガチの登山装備の人々ともすれ違ったから
もっと奥の高い山へのルートもあるみたい。
私には明神池までが精いっぱいだけど
次はもう少しまともに歩ける恰好で行こう。
最終日は松本に向かって、まずは穂高神社。
上高地は穂高神社の奥宮で、こちらは本宮。
奥宮に比べると親しみやすい雰囲気でした。
そして信州と言えば、わさびの産地。
黒澤明監督の「夢」のロケ地にもなった、
大王わさび農場にも立ち寄りました。
澄みきった冷たい清流に並ぶ水車が
美しい緑に包まれている様はまさに夢のよう。
また自分で生わさびを擦って頂くわさびご飯は
香りと風味が良く、絶品でした。
その後最後に立ち寄ったのは、松本城。
安曇野に連泊して、あちこちを巡ったのだけど
安曇野も上高地も、標高が高くて自然豊かだから
涼しくて、朝晩などは肌寒いくらいでした。
そして横浜、八王子、足立、袖ヶ浦、千葉など
関東ナンバーの車が多いことにもびっくり。
私が思ってる以上に関東からも近いみたい。
関西にいた頃は信州は遠い場所だったけれど
多治見からなら、車で2時間ちょっと。
3千メートル級の圧巻の山々が連なる景色は
どれだけ見ていても見飽きることがなく、
またぜひ行きたいと思わせてくれました。