抜けるような青空の、温かい秋の陽気に誘われて
海津市にある、おちょぼさん(千代保稲荷神社)と
滋賀県にあるお多賀さん(多賀大社)にお参り。
ここは入り口でお揚げとロウソクを買って
それを本殿にお供えするスタイル。
割と朝早くにお参りしたにもかかわらず
すでに多くのお揚げがお供えしてありました。
このお稲荷さんはどんな祈願でもOKなのだそう。
境内には狛狐さんたちが集合している一角があって
ここでも祈願出来るということだったので、
こちらでもしっかりお願いしてきました。
その後びゅんと車を飛ばして、お多賀さんへ。
「お伊勢参らばお多賀へ参れ、
お伊勢お多賀の子でござる」と謡われるのは
伊勢神宮に祀られる天照大御神の親神、
伊邪那岐・伊邪那美命がここのご祭神だからだそう。
立派な社殿の中では七五三やお宮参りの方々が
次々とご祈祷を受けられていました。
鳥居前のお太鼓橋にも挑戦してみましたが、
見た目以上に傾斜がきつくて
這いつくばらないと降りれない情けなさ。
でもどうにか無事にクリアできました。
境内社には金咲稲荷大明神などという、
めでたげなお名前のお稲荷さんもあったので
こちらでもしっかり手を合わせ、
帰りにはおみくじも引いてきました。
中吉とはいえ「波しずかなる海のように
穏やかな運勢にして吉。」と嬉しい言葉でした。
帰りには途中、うちのお墓にも立ち寄り
心の中で亡き父母と長々と語らってお参りし、
穏やかな気持ちで帰ってきたのでした。