先日、鈴鹿の森庭園に行ってきました。
今もオンラインでお世話になっている
奈良在住のフランス人の先生から
以前お勧めされていたしだれ梅の名所。
これまでしだれ梅といえば
京都の城南宮しか知らなかったけれど
しだれ梅を中心に200本の梅が並ぶ庭園は
桃源郷のような美しさでした。
凛とした普通の梅と違って、
しだれ梅はたおやかで優美で、
舞妓さんのような風情です。
爛漫の春を誇るように咲く桜もいいけど
まだ肌寒い季節に春の訪れを告げる梅も格別。
庭園内ではウグイスの初音も聞きました。
今年はずいぶん早いような・・・
梅やしだれ梅の風情を愛した日本人が
何世代にもわたって品集改良を重ねた結晶が
ここに並んでいる花々なのだなあと思うと
花もただの花じゃなくて
人々の愛情と熱意の積み重ねなのだと
ありがたいような気になるのでした。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます