ねことわたしのやわらかな日々

17年一緒に暮らした愛猫を亡くしましたが、日々のささやかな幸せを、
手のひらで温めて暮らしています。

高野山

2008年06月22日 00時31分58秒 | 健康・癒し
日常に戻るとは言ったものの
戻るのは少しだけ先延ばしにして、
高野山にお参りに行ってきました。

しっとり濡れた木立に包まれた参道は
しんと静まり返り、
滴るような緑の中
清浄な空気に包まれて。



サーサーと降る雨の音だけが聞こえる
静かな静かな景色。
そんな雨の音を写せないかと
シャッターを押してみたのだけれど。



お茶を頂きながら心を静かにしていると
時折、言葉にならない思いが波紋のように広がる。
でもそれも、やがて静まって、
ただただ心地良い、雨の音。



帰る頃には、急に霧が垂れ込めてきて、
見ていると吸い込まれそうな、神秘的な光景。
何十年も、何百年も生きてきたかのような木々の
まっすぐな生命、そして静けさ。



父のための病気平癒のお札を頂きに来たのに
わたしもたくさんの癒しをいただいて
穏やかな気持ちと共に帰ってきたのでした。

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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (花うさぎ)
2008-06-26 21:45:09
日本のしっとりした梅雨の空気が伝わったでしょうか。だったらうれしいな。父のことも心配してくれて、本当にありがとうね。きっと父も喜びます。ありがとう。
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Unknown (こぐまママ)
2008-06-26 07:04:28
写真を見ていると、雨の音も聞こえてきます。木々の香りも漂ってきます。しっとりとした空気も伝わってきて、私もまた高野山の神秘的な空気を肌で感じたくなりました。お父様、一歩一歩着実に回復されていきますように。
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