ねことわたしのやわらかな日々

17年一緒に暮らした愛猫を亡くしましたが、日々のささやかな幸せを、
手のひらで温めて暮らしています。

奥深いカフェ道

2017年09月08日 20時44分00秒 | グルメ
若い頃より胃腸がじょうぶになって
カフェラテやキャラメルマキアートの
あまーいものが飲めるようになって以来
コーヒーにちょっとだけ目覚めた私。

調べてみたら、フランスでは
ミルクやホイップクリームや生クリーム等の
組み合わせや、微妙な配合の違いによって
20種類ものコーヒーがあると知ってびっくり。



例えば「カフェオレ」でもミルクの量が、
コーヒーより少なければ、「コルタード」、
同量なら、「カフェオレ」、
多ければ、「ラグリーマ」と呼ぶのだそう。
日本なら全部「カフェオレ」じゃないかなあ。
フランスって、料理関係のことになると
とにかく、こ・・・細かい。

バニラと砂糖を入れて泡立てたミルクを
コルタードに乗せれば、「カプチーノ」。
カフェオレに乗せれば、「カフェラッテ」、
この調子だと、際限なく増えていきそう。

しかし、一番下の段の右から2つ目の
ミルクにチョコレートを沈めただけの
「スーマラン(潜水艦)」に至っては
これをコーヒーと呼んでいいものかしら。
原料がカカオだから、アリって理屈?

そもそもコーヒーと言えばエスプレッソだから
エスプレッソのデミタスが、「カフェ」。
カップいっぱいになると、「ドゥーブル」。
奥が深いと言うか・・・面倒というか・・・
でもこの図を見ながらいろいろ試してみて
お気に入りを増やしていけるといいな。
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Blessing in Disguise

2017年09月03日 19時14分00秒 | 生活
先日NHKの番組を見ていたら、
オノ・ヨーコとショーンが出ていて、
ショーンがヨーコに言った言葉。
「あなたはよくこうした逆境を
Blessing in Disguiseと 呼んでたね」

Blessing in Disguise―なんて素敵な言葉。
直訳すれば、「姿を変えた祝福」で、
一見、不運や不幸にしか思えないけど
後になって祝福だったとわかる事柄。
確かに人生にはいっぱいあること。

思い通りの大学に合格できなかった、
好きな人に振り向いてもらえなかった、
やりたい仕事につけなかった、等々。
それらはみんな、不運にしか思えず
わが身の不幸を嘆いたりするけど。

でも希望の大学に合格しなかったから
出来たこと、会えた人もいなかった?
当時好きな人が振り向かなかったから
その後運命の人に出会えたんじゃない?
やりたい仕事につけなかったから、
思ってもみない面白い仕事に
巡り会えたりしなかった?

(花も木も風も、みーんな祝福)

自分の「思い通り」が描く未来なんて
たぶんとても小さく、つまらない。
だから人生は「思い通り」以上の幸運を
想定外の形とタイミングで運んでくる。
それが神ならぬ身のわたしたちには、
不運や不幸にしか見えないだけで。

それが Blessing in Disguise だったと
自分で気づくには1年、2年どころか、
場合によっては20年、30年かかるかも。
だから、今不運に見舞われたとしても
どう考えても不幸にしか思えないとしても
Blessing in Disguise に違いないと
自分に言い聞かせることならできるはず。
いつか必ずその意味が分かると信じて。

長い間、そうだと思っていたことを
たった一言で表現できる言葉に出会えて
オノ・ヨーコさんに感謝するとともに
改めてすごい人だなあと思ったのでした。
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