ネコのミモロのJAPAN TRAVEL (Mimoro the cat:JAPAN TRAVEL)

「京都観光おもてなし大使」のライターとネコのミモロが、京都の情報や暮らし、グルメなどをご紹介。心和む雑誌のようなブログ

今年6月1日新たなリゾートが沖縄にオープン!「星のや 竹富島」のプレス発表会に。

2012-02-13 | 宿・ホテル

「ミモロちゃん、6月に、新しいリゾートが、沖縄の竹富島にできるので、そのプレス発表会に来てください…」と、ある日、星野リゾートの広報の方から連絡を受けたミモロは、大阪の会場へと向かいました。

以前、ミモロは、「星のや 京都」に行ったことがありました。(ブログでもアップしています)


「え?また新しいリゾートができるの?」と興味津々で会場へ。


新大阪のオフィースビルの会議室で行われるプレス発表会。すでに会場内には、関西の新聞や雑誌などのメディアの記者さんたちが大勢。ミモロも、席に着き、資料に目を通します。

そもそも星野リゾートは、軽井沢に大正3年に開業した「星野温泉旅館」から始まります。開業以来、周囲の自然環境を守りながら、観光事業を展開する姿勢は、現在の星野リゾート社長の星野佳路さんにも、しっかりと受けつがれています。


「日本の観光産業の競争力は、世界で30位前後と言われますが、日本には、素晴らしい魅力がたくさん。温泉旅館は、まさに日本文化。そして日本のおもてなしは、自信をもって世界に誇れるもの。地方の潜在力を信じ、私たちも鍛錬を積み、多くのお客様に満足していただけるものを提供して、日本の観光産業の発展に貢献したいと考えています」と星野社長。

現在、リゾートホテル、温泉旅館、ツーリズムホテル、オーベルジュなど、全国各地に28拠点。もちろん、所有物件もありますが、多くが、星野リゾートの優れた運営手腕から、運営を委託されたもの。ますます国際化する観光事業に対応し、多くの海外からの観光客をも満足させる国際レベルの施設とサービスと、日本独特のもてなし、文化を備えたホテルやリゾートを作り出しています。
 

星野さんの説明や意気込みが、次々に語られてゆきます。


沖縄の竹富島に、今年6月1日にオープンする「星のや 竹富島」も、沖縄の文化や風土、景色を満喫できる「離島の集落」がテーマです。


「ところで竹富島って、どんなところなの?」と、資料に付いていた沖縄のかりゆしの布を頭に巻き、気分はすっかり沖縄のミモロ。

竹富島は、沖縄本島から南西へ約350キロ。八重山諸島の石垣島と西表島の間にある周囲9.2キロというサンゴ礁の隆起でできた小さな島。島全体が、国立公園で、青い海に囲まれた自然豊かな島です。祭りなど島に伝わる伝統文化も数多く、さらに沖縄の原風景と称される昔ながらの景観も保全されています。

「で、新しくできる『星のや 竹富島』って、どんなリゾートなの?」と、さらに質問。

「では、私が…」と総支配人の澤田裕一さん。

「約2万坪の敷地には、琉球赤瓦の屋根とシーサーなど沖縄らしい伝統建築を再現した集落が展開されます。戸建スタイルの48室の客室をはじめ、白砂の路地、プール、スパなど、いろいろな施設が揃い、ひとつの集落のようになっているんですよ。林を抜けると、まばゆい白砂のビーチと目の覚めるような青い海が広がって、本当に素晴らしい景色…ぜひ、ミモロちゃんもいらしてくださいね」と。

「いいなぁー青い海のリゾート…憧れちゃう…」ミモロの心は、すでに青い海へと飛んでいるよう。

沖縄の魚介類や八重山諸島の食材をフランス料理をベースにしお料理なども楽しみのひとつ。

世界的に海の美しさが知られる沖縄。さらに独特の伝統文化は、海外観光客にとって魅力的なもの。
あらたな観光産業の進出で、島の雇用も増加。島が経済的に潤うはず。もちろん環境への配慮も、十分考慮されているそう。リゾート開発=環境破壊のイメージを払拭することも、星野さんの目指すところ。

会場には、以前伺った「星のや 京都」の総支配人の菊池昌枝さんも和服姿で。

「あ、ミモロちゃんお久しぶりです。あのニュースがあるんですよ」と。
それは、以前、宿泊客だけしか味わえなかったお料理が、宿泊客以外でも味わえることになるそう。

紅葉の美しい嵐山、お食事だけの利用で、ぜひ行ってみては?


さて、
3・11以降、日本の観光産業の落ち込みは、激しく、1年近く経過し、徐々に海外からの観光客は、戻りつつあるものの、円高の影響もあり、いまだ、以前のレベルへの回復には至っていないのが現状です。大きな被害をうけた東北地区だけでなく、全国的に、さまざま観光産業が低迷しています。経営不振から閉業に追い込まれるところも。近頃、いろいろなメディで、東北の旅が取り上げられるようになり、観光客の増加をバックアップしています。星野リゾートも福島や青森で、ホテルや旅館などを手がけていますが、やはり、回復は遅いそう。

悲劇的な震災から、もうすぐ1年。再び春の訪れを迎える日本。
その日本の魅力、美しさ、もてなしの心など、もっともっと海外の方に知ってほしいもの。
そして、海外の観光客にとって、日本が、行ってみたい国になるようにと、願うミモロです。


*「星のや 竹富島」など、星野リゾートに関する情報は、ホームページで。
竹富島の様子も、見ることができます。



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コメント (3)
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