「なんか最近、野菜不足かも…」と、お友達に会ったとき、ポツリと言ったミモロ。
「それなら、野菜がいっぱい食べれて、しかもリーズナブルなお店がある」とお友達。
そこでミモロは、さっそく教えてもらったお店へと向かいます。
そのお店は、四条河原町という京都の一番の繁華街のそぐそば。河原町通りのオーパというファッションビルのちょうど裏手に当たる場所に。
河原町通とは違って、細い路地にある「サラダの店 サンチョ」です。
「あ、ここだ!」看板を見つけたミモロ。
店の前に立てられたおすすめメニューもしっかりチェックします。
この店の創業は、1972年 今から40年も前のこと。裏寺町という通りの名のごとく、当時、この辺りは、おじさんたちで賑わう飲み屋さん街だったそう。それが時代の流れで、河原町通にファッションビルが立ち並び、すっかり若者の町に様変わり。今では、おじさんが躊躇しそうなほどに。
さっそく店内に入ったミモロ。オープンキッチンスタイルのお店で、長いカウンターと奥にはテーブル席がある間口が狭く、奥行きがある京都らしい土地構造に立っているお店です。
カウンター席に座って、まずは、メニューを。
「わーどれも美味しそうで迷っちゃうー」といつものミモロ。
「ご注文は、お決まりですか?」と店長の小林さんに尋ねられ、「いろいろなものが食べられるレディースランチをお願いします」と注文します。
「フレッシュジュースは、どうしますか?」「え、フレッシュジュース?」ランチを注文すると100円プラスで、りんご、バナナ、イチゴなどの新鮮なジュースが注文できます。
「ワ!それならイチゴジュースをお願いします」。いちご好きのミモロは、迷わず注文。
やがて、イチゴミルクのジュースがミモロの前に。
「甘くて美味しい。フレッシュなイチゴを使っているから、甘さも上品…。ランチには、絶対、ジュースを注文しなくちゃ、もったいないねー」とジュースで口のまわりを白っぽくさせながら力説。
「私の注文したのは、まだかなぁー」と、お腹が空いたミモロは、キッチンの見つめます。
カウンターには、レタスがこんもりと盛られたお皿が並んでいます。
そもそもオーナーが、この店を始めたのは、野菜不足になりがちな若者に、野菜をたっぷり食べて欲しいという思いからだそう。今でこそ、サラダバーやサラダのショップが普及していますが、当時としては、かなり斬新。また、学生が多い京都の町、野菜不足の若者にとっては、ありがたいお店です。
「お待たせしました」。ミモロの前に注文したレディースランチが。
「わーボリュームたっぷり…」レディーの食欲は旺盛のようです。
カニのクリームコロッケ、オムレツ、ポークと大葉で巻いたエビフライなどと、たっぷりのサラダがお皿に。
ライス付で900円。ジュースをプラスしても1000円で、かなりのボリュームが。
ちなみにレディースランチと言っても、男性でも注文できます。
人気メニューは、ガッツリ食べたい人にピッタリの照焼ステーキとサラダ1200円や女性に人気の手づくり和風きのこハンバーグとサラダ1000円などいろいろ。
「お腹いっぱいになりましたか」と、料理人の森脇さん。
「うー。もうパンパンです」とポッコリ膨らんだお腹をさするミモロです。
このお店には、テイクアウトが可能なメニューも。
また手づくりのオリジナルサラダドレッシングも購入できます。
さらにドレッシングや有機野菜のジャム、無添加のチョコレートケーキや自家製のチーズケーキなどが通販でも購入できます。
昼食時や週末は、店の前に並ぶ人も。14時以降に時間をずらしてゆくと、待たずに入れます。
営業時間内は、終日やっているので、いつでも行けるのが嬉しいところ。
*「サラダの店 サンチョ」河原町本店 京都市中京区裏寺町四条上ル中の町572 電話075-211-0459 営業時間:11:30~21:00LO 不定休
人気ブログランキングへ
ブログを見たら、金魚をクリックしてね