連日、祇園祭に通うミモロ。でも、今日は、ご近所の岡崎、神宮道「きねやギャラリー」で開催されている「パーチメントクラフトの世界、大嶋史子作品展2014」に出かけました。

「パーチメントってなんだろ?」ミモロは、興味津々でギャラリーの中へ。
「いらっしゃい、ミモロちゃん」と、笑顔で迎えてくださった大嶋史子さん。

ギャラリーの奥には、作品がいろいろ。「わー素敵、レースの作品…」



白い繊細なレースのような作品が額に収まって飾られています。
でも、よく見ると…「あれ?これ布じゃない…紙?」
そう、パーチメントとは、厚手のトレーシングペーパーに、金属製のペンで圧力をかけ、それをカッティングしてカードなどを作る手芸です。本来、パーチメントとは、羊皮紙を表し、それにエンボス加工したものを指していました。もともとスペインやフランスの修道院で生まれたとも…、20世紀になって紙で作られるようになり、ヨーロッパや北米などへと広がって行きます。日本では、約20年前くらいから普及。お教室なども、増えています。
大嶋さんも、十数年前にパーチメントに出会い、以来、その魅力にはまっているとか…。作品展開催とともに、お教室も…。
「えーこれ紙でできてるの?」


繊細な表現がされた作品…布では表現できない、さまざまな形が生み出せるのも魅力です。



「わー素敵なウェディングドレス…」


ミモロは、憧れのまなざし…。もちろんこれもパーチメントが施されています。
「あのーどうやってつくるんですか?」とミモロ。「じゃちょっとやってみましょうね…」

厚手のトレーシングペーパーに、押すようにしながら、デザインを描いてゆきます。

それを特殊なカッティング用のペンで穴をあけ、はさみでカットしてゆきます。

「ミモロちゃんもやってみる?」「うん…」


真剣に、初パーチメントに挑戦…。「へぇートレーシングペーパーが、ペンで書くと、白く変わる…面白い…」と夢中。
「根気さえあれば、だれもできますよ…」と。
本当に細かい作業…「カード1枚作るのに、3時間はかかりますね…」と大嶋さん。「それだけ時間をかけても、やっぱりできた作品を見ると、うれしくて…」。
「贈り物のパッケージにすると素敵…」とミモロ。



「ポプリを入れたりしても、かわいいでしょ…」「うん、素敵なインテリアになるね~」
上達すると、こんな大きな作品も…

「あ、なんだろ?」ミモロの目の前に、白い輪が浮いています。

パーチメントのモビールです。「わーなんかシャボン玉を思い出しちゃう…」


*「パーチメントクラフトの世界 大嶋史子作品展2014」は、7月21日まで、「きねやギャラリー」京都市左京区岡崎円勝寺町140 ポルトド岡崎1階 075-751-6677 地下鉄東西線「東山駅」徒歩5分。神宮道を平安神宮の鳥居を目指して歩くと、西側のマンションの1階です。
このギャラリーは、春にミモロの写真展をやったところです。

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