京都の町中は、祇園祭でにぎわう7月。ほかの神社でも、さまざまな夏の神事が行われています。19日、ミモロは、昨年に続き訪れたのは、「伏見稲荷大社」です。


「うわー今年は、たくさんの人がいる~」境内には、多くの参拝者が…。

今年の京都の夏は、昨年に比べ、海外からの観光客が増えているよう。ここ、伏見稲荷大社は、今年、日本国内で外国人観光客が最も訪れたい場所に選ばれたところ。「ホント、外国の人多いね~」。浴衣姿の人たちも目立つ境内…実は、外国人観光客も浴衣が大好きなようで、多くの人が着ています。「中国や韓国の観光客も浴衣を着てる人多いから、日本語で話すと通じなくて、ビックリしちゃうことあるよね~」とミモロ。本当に多くの人が、浴衣を楽しまれています。
本殿では、宵宮祭の神事が行われています。その間ミモロは、そばでじっと待っています。



「もうすぐかな…」実は、ミモロが、待っているのは、宵宮祭の神事の後に行われる「万灯神事」なのです。


「この提灯にろうそく灯して、お山の石灯籠に火を入れてまわるの…」

「あ、ミモロちゃん、今年もいっしょだね~」と、昨年、この神事に参加してお友達になった小柳風矛くん。

さて「万灯神事」は、稲荷山の各所に点在する石灯籠に火を灯して歩く神事ですが、そのコースは、数コースあり、ミモロは、山をグルリと回る最長のお山コースに参加します。その所要時間は、1時間半くらい…。
昨年につづき、先導してくださるのは、水戸さんという若い神職さん。「今年もよろしくお願いします…」とミモロ。「昨年も参加された方ですねー覚えてますよ…」
夜19時、いよいよ「万灯神事」のスタートです。

稲荷山は、さまざまな社が点在して、その間を鳥居が立ち並ぶ参道が結んでいます。


参道わきに石灯籠を見つけると、その中のろうそくに火を灯します。


参加した人みんなで、協力しながら、灯すのは、なかなか楽しいこと…。
点在する社は、それぞれ特徴があり、そのひとつの、ここは眼力社。目の病を癒し、目の力を高めるご利益がある社です。



ミモロも、将来を見据える眼力が付きますように…とお願いを…。
長い道中、ときどき休憩も…。「お茶飲むの~」とミモロも冷茶でのどを潤します。

稲荷山を一周したミモロたち。本殿にもどったのは9時近く。約2時間の山歩きでした。

今年もご一緒だった神職の水戸さん。そして東京からこの神事に参加するために、毎年京都に来るという、小柳親子。
「ミモロね、9月に東京で写真展するの…よかったら来てね~」と、写真展での再会を楽しみにしながらお別れしました。


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