9月11日から17日まで、東京駅八重洲口正面ヤンマービル1階の京都市のアンテナショップ「京都館」で、「ネコのミモロの京都案内写真展」を開催することになったミモロ。その準備に、ある日、ちょこっと東京へ出かけました。
今日は、その時のお話しです。
ミモロは、お友達が住む高田馬場へお出かけです。ここは、「早稲田大学」がある学生の町。

この地域に、文学部、理工学部など点在してキャンパスがある「早稲田大学」。その間をキャンパスバスが結んでいます。
「あ、あのバスかわいい…」


角帽をかぶったクマのイラストが…。「これ早稲田大学のマスコットキャラクターなのかなぁ・・・」
かつて早稲田大学のキャラクター的存在は、角帽に下駄を履いた「フクちゃん」。それに代わり大学125周年に登場したのが、この「waseda bearワセダベア」。有名漫画家やデザイナーに依頼し、作品を募集。約60点の作品の中から選ばれたのが、このデザイン。作者は、漫画家の弘兼憲史(ひらかねけんし)氏です。
弘兼さんといえば、「課長島耕作」などで知られる有名漫画家。実は、彼は、早稲田大学の法学部の卒業生。在学中は、漫画研究会に所属。なんと同級生には、吉永小百合さんが・・・・。卒業後、松下電器産業でサラリーマンを経験。それから本格的に漫画の道を歩みます。卒業生からか、母校のために、一切の権利を大学に帰属されたそう。
「卒業生がデザインしたんだ~だから、すごく早稲田ぽいよね~」
早稲田大学の雰囲気を的確に表現したマスコットです。
「ワセダベアっていうんだって…オオクマくんの方が、イメージなのに…やっぱり創設者の名前じゃ、失礼と思ったのかな?」と勝手に解釈するミモロ。
さて、大隈講堂のそばの木陰に、大学のキャンパスショップがあります。


さっそく中へ。
入り口付近に、大きなクマのぬいぐるみの「WASEDA BEAR」がお出迎え。

ショップの中には、そのクマをデザインしたいろいろなグッズが。

もちろんTシャツも…


「いろんなものがあるんだ~」と店内を歩き回るミモロです。


シャツやパーカーなどの衣料品やスポーツバッグなど…


大学の名前入りのスポーツタオルやマグカップもあります。
もちろん大学ですから、勉強に使う文房具類も一応…。

いまや、大学オリジナルグッズは、全国の大学で作られています。以前、京都大学のショップにも行ったミモロです。
この「WESEDA-SHOP」の売上の一部は、大学の教育、研究およびスポーツの新たな発展の基金として役立てられているそう。
「オオクマくん、早稲田のために役立ってるんだ~偉いねぇ~」
大学の学生が購入するというより、むしろ、その大学に憧れる受験生や、入学式などに来た学生の父兄、久しぶりに母校を訪れたOBなどに人気なのが、キャンパスショップ。まさにおみやげ感覚で買い求める人が多いよう。
そういえば、かなり昔、ケンブリッジ大学やオックスフォード大学などのグッズも見たことがあります。ハワイに行った人に、ハワイ大学のTシャツももらいました。キャンパスグッズって、世界的にあるんですね。むしろ日本の大学が遅かった。
ただし、日本の大学も近年、マスコットキャラクターが次々に登場しています。
その中でも、この「WASEDA BEAR]は、秀逸。さすが弘兼憲史氏。数ある生き残るキャラクターには、絶対的な条件があるのです。それは、ラインのシンプルさ。余分なものを、そぎ落とした形が求められます。そこがアニメのキャラクターと違うところ。大人気の「くまもん」も、世界的に有名な「ハローキティ」も実にシンプルなのです。シンプルだから力強さがあります。
「このオオクマくんも、いいよね~」とミモロ。
ショップには、クッキーなどの贈答用のお菓子も…


「東京みやげに買ってこうかな?」とミモロも思案中…。だれにあげるの?「う~」
有名大学、また学生数の多い大学は、オリジナルグッズの品数も多くなっています。
ちなみに、慶応大学は、マスコットではなく、校章のペンをデザイン。イメージカラーの紺色と赤色で、オリジナルグッズが作られています。
このショップには、カフェも併設されています。


*「WASEDA-SHOP」は、大隈講堂のそばです。グッズなどの情報は、ホームページで

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