ネコのミモロのJAPAN TRAVEL (Mimoro the cat:JAPAN TRAVEL)

「京都観光おもてなし大使」のライターとネコのミモロが、京都の情報や暮らし、グルメなどをご紹介。心和む雑誌のようなブログ

ちょこっと東京旅。漫画家、弘兼憲史がデザインしたキャラクター、早稲田大学の「WESEDA-BEAR」

2014-07-30 | 東京

9月11日から17日まで、東京駅八重洲口正面ヤンマービル1階の京都市のアンテナショップ「京都館」で、「ネコのミモロの京都案内写真展」を開催することになったミモロ。その準備に、ある日、ちょこっと東京へ出かけました。

今日は、その時のお話しです。

ミモロは、お友達が住む高田馬場へお出かけです。ここは、「早稲田大学」がある学生の町。
「これが、有名な大隈講堂…」創設者、大隈重信の名をいただいた大学の象徴的な建物。2032年に創設150周年を迎えるために、いろいろな将来構想がたてられているそう。「まだ、かなり先だね~」とミモロ。

この地域に、文学部、理工学部など点在してキャンパスがある「早稲田大学」。その間をキャンパスバスが結んでいます。

「あ、あのバスかわいい…」
赤いバスの後ろには…
角帽をかぶったクマのイラストが…。「これ早稲田大学のマスコットキャラクターなのかなぁ・・・」

かつて早稲田大学のキャラクター的存在は、角帽に下駄を履いた「フクちゃん」。それに代わり大学125周年に登場したのが、この「waseda bearワセダベア」。有名漫画家やデザイナーに依頼し、作品を募集。約60点の作品の中から選ばれたのが、このデザイン。作者は、漫画家の弘兼憲史(ひらかねけんし)氏です。

弘兼さんといえば、「課長島耕作」などで知られる有名漫画家。実は、彼は、早稲田大学の法学部の卒業生。在学中は、漫画研究会に所属。なんと同級生には、吉永小百合さんが・・・・。卒業後、松下電器産業でサラリーマンを経験。それから本格的に漫画の道を歩みます。卒業生からか、母校のために、一切の権利を大学に帰属されたそう。

「卒業生がデザインしたんだ~だから、すごく早稲田ぽいよね~」
早稲田大学の雰囲気を的確に表現したマスコットです。

「ワセダベアっていうんだって…オオクマくんの方が、イメージなのに…やっぱり創設者の名前じゃ、失礼と思ったのかな?」と勝手に解釈するミモロ。


さて、大隈講堂のそばの木陰に、大学のキャンパスショップがあります。
 
さっそく中へ。

入り口付近に、大きなクマのぬいぐるみの「WASEDA BEAR」がお出迎え。
先ほどのイラストのクマです。「オオクマくんだ…」と勝手に名づけてしまったミモロです。クマ似のネコのミモロは、親しみを覚えたよう。

ショップの中には、そのクマをデザインしたいろいろなグッズが。
「これ、フリスビー?」
もちろんTシャツも… 

「いろんなものがあるんだ~」と店内を歩き回るミモロです。
  
シャツやパーカーなどの衣料品やスポーツバッグなど…
 
大学の名前入りのスポーツタオルやマグカップもあります。

もちろん大学ですから、勉強に使う文房具類も一応…。


いまや、大学オリジナルグッズは、全国の大学で作られています。以前、京都大学のショップにも行ったミモロです。
この「WESEDA-SHOP」の売上の一部は、大学の教育、研究およびスポーツの新たな発展の基金として役立てられているそう。
「オオクマくん、早稲田のために役立ってるんだ~偉いねぇ~」

大学の学生が購入するというより、むしろ、その大学に憧れる受験生や、入学式などに来た学生の父兄、久しぶりに母校を訪れたOBなどに人気なのが、キャンパスショップ。まさにおみやげ感覚で買い求める人が多いよう。

そういえば、かなり昔、ケンブリッジ大学やオックスフォード大学などのグッズも見たことがあります。ハワイに行った人に、ハワイ大学のTシャツももらいました。キャンパスグッズって、世界的にあるんですね。むしろ日本の大学が遅かった。

ただし、日本の大学も近年、マスコットキャラクターが次々に登場しています。
その中でも、この「WASEDA BEAR]は、秀逸。さすが弘兼憲史氏。数ある生き残るキャラクターには、絶対的な条件があるのです。それは、ラインのシンプルさ。余分なものを、そぎ落とした形が求められます。そこがアニメのキャラクターと違うところ。大人気の「くまもん」も、世界的に有名な「ハローキティ」も実にシンプルなのです。シンプルだから力強さがあります。

「このオオクマくんも、いいよね~」とミモロ。

ショップには、クッキーなどの贈答用のお菓子も…
 
「東京みやげに買ってこうかな?」とミモロも思案中…。だれにあげるの?「う~」

有名大学、また学生数の多い大学は、オリジナルグッズの品数も多くなっています。
ちなみに、慶応大学は、マスコットではなく、校章のペンをデザイン。イメージカラーの紺色と赤色で、オリジナルグッズが作られています。

このショップには、カフェも併設されています。
だれでも利用できるので、早稲田大学に行くことがあれば、ぜひ…。

このグッズは、インターネットでも購入可能です。


*「WASEDA-SHOP」は、大隈講堂のそばです。グッズなどの情報は、ホームページで


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コメント (3)
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