「ミモロちゃん、素敵なフレンチのレストランでランチしない?」と、ある日、お友達に誘われたミモロ。「うん、行く行く」と、いつもながら二つ返事で出かけます。
向かったのは、ミモロが住む下鴨エリアからほどちかい叡山電鉄「元田中駅」から、歩いて5分ほどの場所にある フレンチレストラン「ラ・パール・デュー」です。
「ここ御蔭通沿いだから、ずっと歩いてゆくと下鴨神社に行けるんだ~」とミモロ。まぁ、歩けば15分以上かかりますが、道沿いに進めば、糺の森の入り口に通じます。
「もっともっと東に行けば、比叡山だね~」と。確かに、御蔭通は、比叡山へと通じる道。でも、とても歩ける距離ではありませんが…。
「何にしようかな?」お店の前のメニューをチェック。ここでは、ランチは4000円、ディナーは6000円のコースメニューです。
「いらっしゃいませ~」と笑顔で迎えてくださったのは、オーナーの松井知之さん。京都を代表するフレンチのシェフとしても知られる方。京都には、ほかに、寺町二条に「ブション」。そしてミモロが住んでいた東山岡崎には、「オ・タン・ペルデュ」というお店があります。
「岡崎のお店は、毎週のように行ってました。よくお惣菜やケーキ買って家で食べたり、お友達とテラスでお茶しました」とミモロ。そう、よく通ったお店です。
「そうですか~。ミモロちゃんのことは聞いてますよ。今日は、こちらでランチ楽しんでくださいね」と松井さん。
上品なインテリアで設えられた店内…フランスの薫りが漂います。
ミモロは、食前酒にカンパリオレンジを…「フレンチだけど、喉乾いちゃったから…」
こちらの料理は、京都の食材をメインに、フランスを感じさせる調理法で、素材の味を活かしたもの。
この日は、まずクラムチャウダーとウサギのテリーヌのタルティーヌを頂きます。
「わ~クリーミーなスープ…ウナギ?え?ウサギなの~」と、一口大のテリーヌをパクリ。
つづいて、信州のサーモンと30種の野菜のサラダが運ばれました。
「わ~きれい…まるでお花の冠みたい…」さまざまな野菜の上には、色とりどりの食用のお花がちりばめられ、ホント、花冠のような美しさ…。
「結構ボリュームもあるね~」と、なかなか食べごたえのあるサラダです。こんなにたくさんの野菜のサラダは、家ではとても食べられません。
そして、エビとムースのパート包み ワタリガニとココナッツというお料理が続きます。あ!写真撮る前に食べちゃったの?
「う~ん…食べちゃった~」と、ちょっと気まずそうな顔つきのミモロ。
さて、メインは、お魚かお肉料理のどちらかを選びます。もちろんミモロは、両方食べたいので、お友達と半分ずついただくことに…。
この日は、お魚はイサキを使ったもの。
パセリの苦味と野菜の甘味といっしょに味わう料理です。
お肉は、京赤地鶏で、モリーユ茸とタイムの花を添えて…。
「もう写真撮った?」はい、大丈夫・・・めしあがれ…
お友達と分け分けして、2つの料理を楽しみました。
ここのフレンチは、とても軽やか…。そして、なんとも美しい料理です。
お店には、ミモロ同様、お友達とランチを楽しむゲストが…。
「ここなら、ゆっくり美味しい料理を味わいながら、素敵な午後が過ごせるね~」と。
さて、デザートは、宮崎マンゴーと台湾バナナ・ヨーグルトのメレンゲです。
「わ~キレイ…」と感心したのち、瞬く間にペロリと…。
もっと味わっていただいたら?
「だって、アイスクリーム溶けちゃうもの…」とミモロ。
コーヒーが届く前に、お皿の上は、空っぽに…。
「美味しかった~」と、口をナフキンで拭いて、満足そうな表情に…。
郊外の素敵なレストランです。
*「ラ・パール・デュー」京都市左京区田中里ノ前町59 075-711-7643 ランチ11:30~14:30 ディナー17:30~21:30 東大路から御蔭通を西に入り、田中神社の向かい側にあります。
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