哲学の道から一筋山側の道、法然院の門の前にあるログハウス。ミモロは、ある日、ちょっと立ち寄ってみました。



「どうぞ、ご自由にご覧ください…」と入口で言われ、さっそく中へ。



壁や棚の上には、さまざまなものが展示されています。
「これなんだ~?」


「ムササビのお家?小鳥の巣?」ミモロは、興味津々で覗いてゆきます。
ここ「法然院 森のセンター」は、実は、法然院の境内の一部なのだそう。現在の法然院のご住職、梶田真章さんが、1985年に始められた自然の尊さを学ぶ「森の教室」。その活動の拠点として1993年にお寺の前に作られたもの。市民グループ「フィールドソサエティー」のメンバーの方々が中心となり、自然環境の保護、自然観察など、幅広い活動を行っています。
京都は、自然豊かな町…町からちょっと離れただけで、鹿やイノシシ、ムササビなどが生息する山に入れます。
「キャ!蛇の抜け殻…大きな蜂の巣…」


京都の人達と共に暮らす生物たち…。
「お友達のお家には、大きなムカデが出るんだって~」と。京都に1年前から引っ越し、町中に住むお友達が驚いたというムカデ…。「でも、ムカデの方が、前からそのお家に住んでるんじゃないの?」と、実際、ムカデに遭遇していないミモロ。そうだけど、やっぱりビックリすると思います。
「こんな動物もいるのかなぁ~」


森に住む動物たちのぬいぐるみの展示です。ミモロも仲間に入れてもらいました。
ギャラリーの中のショップコーナーには、購入できる動物のぬいぐるみもいろいろ。


「カワイイ~」思わず、抱っこするミモロ。


他にも、動物のイラスト入りのマグカップ、ストーンペイントの動物たちなども並んでいました。


言葉を話さない動物を飼うと、その表情や様子から、気持ちを理解しようとします。それが、人間には、大切なこと。
自ら主張しないものたちへの慈しみの心は、その人をやさしく、穏やかにしてくれます。
「法然院森のセンター」には、自然関係の書籍が閲覧できる「里山文庫」も。
年間を通じ、さまざまな自然をいつくしむ活動が行われています。
哲学の道の散策の途中に、ぜひ…立ち寄ってみてはいかがでしょ・・・。
*「法然院森のセンター」の詳しい情報は、ホームページで

ブログを見たら、金魚をクリックしてね。ミモロより