東京生まれのミモロ。「日本橋って、昔はあんまり来なかったけど、京都に住んでると、なんかここの辺りは、過ごしやすい~」と言います。それは、日本橋が、東京では、歴史を感じるものがいっぱいあるからかも…。


風格ある構えの「三越日本橋店」。玄関前のライオンにもご挨拶。
日本橋で昨年からお詣りするのは、ビルの真ん中にある「福徳神社」です。


家康もお詣りしたといわれる歴史ある神社です。日本橋という江戸、東京の金融の中心地にあるだけに金運アップのご利益があるともいわれます。
「お詣りしなくちゃ~」と、まず鈴でお清め。


「宝くじ当選運もアップするんだって~」選挙の当選を祈願する候補者も多いそう。


さらに勝負運や出世運のご利益も…。
しっかりお詣りしたミモロです。
さて、そこからミモロは、「日本橋」へ


現在19代目の日本橋。初代は、慶長8年(1603)に徳川家康が全国道路網整備計画で架けました。浮世絵にも登場する江戸のランドマークです。何度も火災に見舞われ、明治になり、肥後の石工により、石の橋に。関東大震災や東京大空襲で被害を受けますが、全壊には至らず、現在の橋も、当時の石の橋を基本にしています。
1964年の「東京オリンピック」の時に、川の上に首都高速道路を作らざるを得なかったため、橋の美しい風情は見られなくなりました。今回の2020年のオリンピックでは、首都高を地下にしようという話もあったようですが、とてもそこまで手もお金も回らず、そのままに。
日本橋の脇には、国道1号線など7本の主要な国道の起点となる「道路元標」のレプリカがあります。


本物は、日本橋の中央に埋め込まれているのだそう。
「この道進めば、京都のお家に着けるんだよね~」はい、国道1号線を進めば三条大橋に行けますね。


「ここから歩いて、みんな京都に行ったんだね~」そう、坂本龍馬も、西郷隆盛も、みんなここを通りました。
現在、日本橋は、訪れるたびに、さまざまな変化を感じます。
「すごく整備されて、外国人観光客も本当に増えたよね~」と実感。
そんな観光客のために、橋のすぐそばには、「日本橋案内所」が設置されています。


「いらっしゃいませ~」と、日本橋の情報を教えてくださるスタッフの方。


「日本橋には、江戸の文化を感じる場所やお店がいろいろあるんですよ~」
ここでは、マップをはじめ、周辺情報がゲットできます。また、さまざまなお土産や特産品も並んでいます。


「あ、スタンプがある~」ブシュ~


「ミモロも京都で町の案内してるの~」「そうなんだ~日本にいらっしゃる観光客の方々のために、いっしょにがんばりましょうね~」「は~い」
日本橋のマスコットの犬の「ときわん」と交流を深めるミモロなのでした。

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