1月9日から16日まで京都岡崎の「みやこめっせ」の地下1階の「京都伝統産業ふれあい館」で、「京もの認定工芸士会『響』第1回工芸展」が開催されています。
「わ~もっと早く見に来たかったのに~」と、ミモロは、慌てて出かけました。
「京もの認定工芸士」は、京都府が指定する「京もの指定工芸品」34品目の従事者のうち、特に技術に優れた職人に対して授与される称号です。「響」は、その中で有志が集う職人・作家グループで、今回、初の工芸展を開催したのでした。
「あ、ミモロちゃん、いらっしゃい~。もう来ないかと思っちゃいました」と、会場にいらした顔見知りの作家さんと職人さん。
「ごめんなさい~。遅くなっちゃって~」と、閉幕ギリギリになったミモロです。
「わ~いろんなものがある~」会場には、いろいろな工芸品が展示されています。
ミモロは、ひとつひとつ見てゆきます。
「これキレイ~」とガラスケースに顔をくっつけて見つめるのは、水内倫子さんの蒔絵などの香合です。
「ミモロちゃん、はじめまして~」
「工芸品好きなの?」「はい、大好きです。いろんな工房見学させてもらってます」と。
そう、ミモロは、工房見学が大好き。職人さんや作家さんが、真剣に仕事をするクリエイティブな空間は、心躍るものがあるのです。
「きゃ~ピカピカの仏像・・・お地蔵さまもかわいい~へぇ~こうやって金箔施されるんだ~」
「そうなんですよ~。金箔を施すのは、最後の方の段階で、その前に仏師さんや漆の下地を作ってくれる職人さんなど、いろいろな人と分業で作業がおこなわれるんですよ」と、藤澤典史さん。
「また、工房にも遊びに来てね~」「はい、ぜひ~」
「これもピカピカだ~」金彩の名古屋帯は、上仲招浩さんの作品。
「ミモロちゃん、また会いましたね~」と、陶芸家の岡山高大さん。泉涌寺の陶器まつりなどでもお目にかかりました。
金色の部分の素敵な模様。また器全体の雲母が重なり合ったような風合いが魅力的。
「ミモロ、器大切に使ってます」と。やさしい色合いの器で、果物などを食べているミモロなのです。
「たくさん見るものがあるね~。もっと早く来ればよかった~」と、遅くなったことを後悔するミモロ。
ゆっくり見たら、もっといろんなことを教えてもらえたのに・・・残念。
会場には、実際に、作品に触れるコーナーもあります。
チ~ン「いい音~音階になってる~」と、仏具の鐘を鳴らします。「これ鋳造で作るんだ~すごい~」
ミモロの興味をひくものが、いろいろ並ぶテーブル。次々に見てゆきます。
「ミモロちゃん、これもやってみて~」と、竹の印章を作る河合良彦さん。
「どれ?ハンコ押すの~ギュ~」
「そうじゃなくて、竹皮をはった台の上を、紙ごとすべらすように動かして...」とアドバイスされます。「こう?」
「そうそう。その調子・・・」「わ~キレイに押せた~」
いつもは、お目にかかれない職人さんや作家さんに、直接いろんなことを教えてもらえる素敵な機会。
本日は、最終日、10時から16時までです。ぜひ、覗いてみてください。「楽しいよ~」とミモロもおすすめ。
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