ミモロのブログを見て、「一度、ミモロちゃんに会いたいです」とおっしゃってくださった西垣一川先生。「え~うれしい~」とさっそくお約束して、京都の大徳寺そばにあるお教室に伺うことに。
大徳寺の敷地内にあるような静かな場所にあるお家がお教室です。かつて古い家があったのを、建築家であるご主人が改装なさったのだそう。
「こんにちは~ミモロと申します」
「はい、いらっしゃいませ~。初めまして~よくいらっしゃいました~」とお出迎えいただきました。
西垣一川先生は、書家としてさまざまな作品を描き、幅広い活動をなさってます。
6歳から書道を始められ、1979年から高田夢現氏に師事。唱道芸術院入会、審査会員候補にて退会。1992年から墨遊びしま書「みずくき書道会」を主宰。陶芸家や画家とのコラボ展をはじめ、国内外で書のパフォーマンス・展覧会など多数行っています。また歌人としても活躍なさっています。
中庭に面した明るい陽光がそそぐリビングには、大きな掘りごたつ。そこにまずは座ります。
この日は、ミモロのほかにもう一人生徒さんが…。「では、まずお茶にいたしましょう~」と西垣先生。「え?お茶いただけるの?」
お煎茶をまず頂戴することに。
流れるような仕草で風味豊かなお茶を…お教室になっているリビングは、かつて古い家だったその風情を活かしながら、機能的に、そして快適に、改装され、そこには、西垣先生とご主人の集められた骨董など、趣ある品々がさりげなく置かれています。
「わ~すごく素敵なスペース・・・」と室内を見回しながら思うミモロです。
ミモロの前には、お盆にお茶碗とお菓子が…。「わ~かわいいお菓子~」
春をイメージしたお菓子が添えられています。「ミモロちゃんに合うように、小さなお茶碗とお菓子ご用意しました」と西垣先生。
「わ~うれしい~わざわざミモロのために~」と感激。
ご一緒する生徒さんと並んでお茶とお菓子を頂戴します。
「となりの方がお菓子大きい~。ミモロもそっちでもよかったんだけど~」と横目で隣りのお菓子を見てポツリ。食いしん坊のミモロなのです。失礼いたしました。
お煎茶は、まずお茶を頂戴します。小さなお茶碗は、まさにミモロにピッタリ。ご用意いただいた先生のお心遣いに感謝。
お茶をいただきながら、日常の暮らしで波立った心を鎮め、非日常の時間へと誘います。
「ミモロちゃんは、書はしたことありますか?」「はい、何回が体験したことあります。でも~字は、上手じゃありません」と心配そうに答えます。「大丈夫ですよ。字が上手じゃなくても、書は楽しめますよ」「ホント?よかった~」とホッとした表情に。
「では、さっそくお稽古しましょうね」お茶の道具をお片付けして、テーブルの上に書の準備を整えます。
硯と紙がミモロの前に。ちょっと緊張気味のミモロです。
いろいろな筆が並んでいます。このお教室で使うのは、毛先の長い筆。
「これで書くの?」
まずは、西垣先生が生徒さんのお手本にする書を紙に・・・たっぷり墨を筆にむくませます。そしてサラサラと筆を運びます。
「わ~すご~い」とそばで見つめるミモロは、ただ感激。
お手本にするのは、いろいろな俳人が詠んだ句。それをイメージを書として表現してゆきます。
生徒さんは、お手本を見て、筆の運びや墨の具合などを学びます。
「そう、いい感じですよ~」と。そばでミモロも見つめます。「どうしよう~ミモロ、できるかなぁ~」と再び緊張するミモロでした。
「じゃ、ミモロちゃんもやってみましょうね~」と先生。「は、はい~」とお返事する声が小さいミモロでした。
*現在、京都、寺町通りの「ギャラリーヤマシタ2号館で、西垣一川先生が主宰する「みずくき書道会」主催の「墨色のリズム展」が、4月7日まで開催中。11:00~18:30(最終日16:00)会期中毎日14:00から西垣一川先生による書のパフォーマンスが行われています。
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