春のある夜、ミモロは、お友達に誘われて、内田輝さんのサロンコンサートに出かけました。

この日、お店は、素敵なコンサートスペースになりました。
そこで演奏されるのは、グラヴィコードという14世紀に考案された鍵盤楽器です。

演奏家の内田輝さんは、音楽大学で、サックスを専攻、その後、ピアノ調律および楽器製作の師匠の元で腕を磨き、国内外で、演奏家、調律師として幅広く活躍なさっています。

「初めて、グラヴィコードの演奏聴くの~ドキドキ」と楽しみにするミモロです。
この夜のコンサートは、はじめにサックスの演奏の後、内田さんが作曲したり、アレンジした楽曲などが演奏されました。
機械的な音ではなく、まるで自然の風のような音・・・心が癒されるような素朴で優しい音がミモロの耳に届きます。
ピアノの調律師もなさっている内田さん。繊細な音を聞き分ける能力に優れ、奏でる音は、本当に繊細で微妙な音の波動をまとっているよう。
「ホント、なんか心が鎮まってくる感じ~」とミモロ。内田さんのリリースしたCDは、今、多くの人に注目されています。

日ごろ、テレビをはじめ、生活の中には、さまざまな音が、無防備な状態で耳に届いています。静寂の中で、耳を澄ませ、そこにかすかに漂う音を聞く機会はほとんどありません。「きっと日常の中で、音に鈍感になってる気がする~」とミモロ。
そこで時々、森の中に入って、耳を澄ませ、風の音などを聞くようにしています。

会場内に奏でられる音・・・内田さんのコンサートは、現代人が無防備に浴び続けている音への警告すら感じさせるものでした。
演奏が終わって、ミモロは、楽器のそばへ。
演奏の最初に奏でたサックスです。金管楽器のサックスは、内田さんの手に委ねられると、なんとも優しい響きを奏でます。

「どうぞ、近くでグラヴィコード見てください。弾いてもいいですよ~」と内田さん。
さっそくミモロは、鍵盤の前に


この楽器は、なんと内田さんが自ら制作なさったもの。
「いろんな木を使ってできてるんだ~まさに森の楽器・・・」と思うミモロでした。
この夜のコンサートには、休憩時間にお菓子とお茶が用意されました。


「ごちそうさまでした~」と、美味しいお菓子とお茶に寛ぐミモロでした。

さて、5月14日には滋賀県の「MIHO MUSEUM]で「内田輝コンサート Silent Prayer -ソプラノサックスとグラヴィコードの夕べ」が開催されます。締め切りが迫っていますので、お早目に~
*詳しくは「MIHO MUSEUM]のホームページで
はじめて耳にしたグラヴィコードの音に感激したミモロでした。

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