ミモロは、大阪の地下鉄と京阪電車を乗り継いで「中之島駅」へ。[貸し切りみたい~」
「あれ~いい香りがする。クンクン」
京阪電車の「中之島駅」のホームに降り立つと、なんとも爽やかな香りがします。「杉の木の香りだ~。こういう駅初めて~」と。
ホームの壁面には、杉の板が貼られ、そこから心癒す香りが・・・・「通勤する人、リラックスできていいねぇ~」と。
香りのする駅って、なんとも新しいコンセプトです。
さて、ミモロはそこから駅に直結している「リーガロイヤルホテル」の1階のギャラリーへ。
ここでは、6月2日まで京都のお友達、亀田和明さんの個展が開催されています。
「いらっしゃい~ミモロちゃん、来てくれたんだ~」と亀田さん。「うん、楽しみにしてました~」
亀田さんは、京都で100年続く、「京都亀田富染工場」の現在、会長さん。大正3年創業の会社では京友禅の染めを行うだけでなく、その高度な染めの技術は、さらにアロハシャツなどファッション生地の製作も。さらに伝統の柄を現代のファッションに取り入れたモダンでカッコイイ製品の「パゴン」というブランドも立ち上げています。
亀田さんは、大阪芸術大学でテキスタイルの染めなどを学んだ後、家業の三代目となったのは、30歳のときだそう。
伝統の技や文様などを、現代アートにした作品づくり・・・その情熱は、2016年に息子さんに4代目を引き継いだ後、まさに全開。
「JAPAN MODERN ART]というブランドを作り、友禅の染めの技法と金箔などを自由な感性で組み合わせた作品づくりに没頭なさっています。
「すごい迫力ある~」とミモロはその作品に感激。
ヨーロッパのファッションブランドも、この作品と亀田さんの独自の手法に注目しているのだそう。
「わ~これ、風神と雷神だ~」
「僕だけの独自の手法があるんですよ~」と亀田さん。「これで作品見てください~」と。
「どれどれ~」
その望遠鏡のようなもので作品を見ると~「あれ~」とミモロはビックリ。
暗い中で、青く輝いて見えます。「すごい~」と目を丸くするミモロでした。
代々受け継がれた伝統の技。それに現代の技術をプラスし、斬新なアートに・・・。
伝統の技があればこそ、その確かな技術と感性が、素晴らしい作品を生み出すのです。
「感激しちゃいました~」とミモロ。「お茶飲んでいってね~」と、ホテルのティーサロンへ。
「わ、ここでもオリジナルのクッキーだ~」
個展のテーマそのままに「伝統と革新」と感じた魅力的な作品展です。
*作品展の情報は、「パゴン」のホームページからどうぞ
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