爽やかな風が吹く5月。ミモロは、滋賀県の大津にある「叶匠寿庵」の「寿長生の郷(すないのさと)」という和菓子の杜に出かけました。ここは、和菓子で知られる「叶匠寿庵」の工場があり、各地にあるお店に並ぶ品々はすべてここで作られています。
琵琶湖から唯一流れる瀬田川のほとりに広がる里山に6万3000坪という広大な土地で、そこに工場をはじめ、和菓子作りの研究所、ショップ、食事処、そして和菓子の材料になる植物の育成研究なども行われています。

一般に公開されていて、誰でも敷地内を散策したり、食事処などが利用できます。また、さまざまな体験プログラムも用意されているのです。
ミモロは、ここで開催される和菓子・里山・田んぼに触れて味わう食体験プログラム「里山稲作体験」に参加しました。
年間を通じ、四季折々の里山の暮らしを体験できるプログラムで全4回。参加費は、各3000円。4回コース全部に申し込むと1万円です。
まずは、受付場所である古民家の総合案内所へ。


この古民家は、元々ここにあった建物で、農家の母屋だったそう。
「はい、どうぞ~」と受付を済ませたミモロに、お茶とお菓子が…「さすが和菓子屋さん・・・美味しいお菓子のおもてなし~」

第1回目のこの日は、ここの樹木医などをなさっている丹澤さんと、梅の専門家の服部先生をはじめ、里山をお世話するスタッフの皆さんが先生となり、里山のことをいろいろ教えてくださいます。そして、田んぼでの田植え、さらによもぎを摘んで、お餅を味わうという盛りだくさんの内容。

ミモロたち参加者10人は、田植えのスタイルに着替え、田んぼへと向かいます。
途中、森の中に養蜂の箱が置かれていました。「ミツバチが住んでくれるといいんですが~」と山をお世話なさっている方。


「いい物件ありますよ~って、案内ださないと、ミツバチさんたち来ないんじゃないの~」と思うミモロ。「中は広く快適そうだよ~」と出入り口から中を覗きます。
県道にそった場所に体験プログラム用の田んぼがあります。スタッフの方々が、土づくりをして、田植えのための準備をなさってそう。

今回は、ここにもち米を育てます。「そのお米で冬にはお餅食べられるんだって~楽しみ~よ~し頑張るぞ~」と、お餅を食べることを目標にやる気を出すミモロです。
田植えのやり方を説明していただき、いよいよ田んぼへ入ります。


青々と育った苗・・・田んぼの畦には、レンゲやタンポポの姿も、里山の田んぼののどかな景色です。
「よーし、やるぞ~!」と苗を持ち、田んぼに臨むミモロ。


小さなミモロは、張り切って長靴を履いてきましたが、それでも田んぼの水におぼれそうなので、畦のそばにちょっとだけ植えることに。
以前、酒造り体験でも酒米の田植えをしたことがあるミモロです。今回も畦で応援です。

みんなで田植えを1時間ほどやってから、「では、次はよもぎ摘みをしましょう」と言われ、畦のよもぎを摘みます。


「さぁ、お昼にしましょう~」「は~い!」と、元気よくお返事。みんなで着替えをしたところへと戻ります。

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