今年のお正月、ミモロのところには、東京からお友達が遊びに来ました。
「京都のお正月なんか、楽しんでもらわなくちゃ~」と、ミモロはお友達の京都案内に張り切っています。
この日、訪れたのは、東山にある臨済宗大本山「南禅寺」です。「あんまり観光客が多いところじゃない場所に行きたい~」というお友達のリクエストでした。


「お正月ぽくないけど、京都らしい場所だから…」
境内は、紅葉の時のような人出はなく、禅寺らしい静寂も感じられます。
「あ、三門参拝できるよ~行ってみる?」とミモロ。「南禅寺」の三門は、歌舞伎で石川五右衛門が「絶景かな~絶景かな~」と言った場所ということで有名になっています。


「うん、行ってみたい!」とお友達。
拝観料300円を納め、ミモロは先頭で三門に上ってゆきます。

「ミモロちゃんこそ、落ちないでね~まぁ、受け止めてあげるけど~」
「ふ~到着!」三門の楼上に到着。「わ~いい景色~絶景かな~」とミモロも。


眼下には、東山の岡崎エリアが広がり、また正面には、西山の景色が眺められます。
三門は、永仁3年(1295)に西園寺實兼の寄進により、仏道修行の場として創建。その後、焼失。現在の三門は、寛永5年(1628)に藤堂高虎によって、大阪夏の陣で倒れた家来の菩提を弔うために再建されたものです。
内陣の中には、釈迦座像を本尊に、十六羅漢さまなどたくさんの仏像が祀られています。
ミモロは、ご本尊に参拝した後、楼上のあちこちを歩き回り、周囲の景色を眺めます。


「どう?素敵でしょ?」とミモロ。「うん、とてもいい景色だし、心落ち着くわね~」とお友達。

三門を降りて、ミモロたちは、法堂に参拝。

「ここでまずお清めしてね~」とミモロ。


法堂の中には、ご本尊の釈迦如来、そして脇には、文殊菩薩、普賢菩薩の三尊が祀られています。そして天井には、禅寺によく描かれている龍が…
「あ、あそこにも案内しなくちゃ~」とミモロは、境内の奥へ。
向かったのは、赤レンガのアーチが続く水道橋(水路閣)です。

「これ、琵琶湖からお水を運ぶ疏水なの。明治時代にできたんだよ~」と説明するミモロ。
「あ、これ知ってる~。よくテレビドラマで見る…京都を舞台にしたサスペンスドラマで…」とお友達。「南禅寺」は、よくテレビドラマのロケ地になっている京都を代表する場所のひとつなのです。
「ここインスタ映えするでしょ!」とミモロ。代わる代わる観光客が撮影をしています。

「本当はここもインスタ映えするのに・・・みんな気づかないみたい~」とミモロがいうのは、そばの歩道に彫られた五行の印です。

「南禅寺」を案内したミモロは、琵琶湖疏水のそばの蹴上インクラインに向かいます。

桜のころは大勢の人が訪れる場所も、今はほとんど人影がなく、素敵な写真も撮り放題。
「このレールの上を、台車が船を運んだの~」

ミモロは、お友達を約1時間半ほど案内しました。
「ミモロちゃん、ありがとう。楽しかった~」とお友達。
「ひとつひとつの場所をゆっくり案内できてよかった~」と思うミモロでした。
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京都に遊びにきてくださ~い!!